クラウドやAIが業界に再編を迫るのか
»
今すぐという訳ではないのですが、私の見立てではこの先、2年後にはIT業界も勢力図が変わり再編を余儀なくされる、という時代を迎えると思います。
きっかけを作りつつあるのが、クラウドであり、AI(人工知能)です。
再編を迫られるのは何も中小企業だけではないはずです。
巨像であるIBMやオラクル、独SAPなど、グローバル市場でのメジャープレーヤーも例外ではないはずです。
余波は何もIT業界だけではないはずです。例えば自動車業界や家電業界、医薬品業界など多岐に渡るのです。
なぜなら、標題を始めとしたテクノロジーの発達によって、業種間の垣根がなくなる、つまりどの業種にも他業種に参入するチャンスが持たらされ、どの業種に所属している企業という捉え方が意味をなさなくなる、という解釈です。
いい例として、オンライン書籍販売が祖業のアマゾンが、AWSによってサーバ分野におけるNo.1プレーヤーになったことが挙げられます。
いずれにしても、仮に今のビジネスに成功が持たらされているのなら、「ただ運がいいだけと思うべき」というイオンの岡田社長の言葉を肝に銘じるべきかもしれません。
現在の成功に満足した瞬間に転落が始まる、という気の抜けない時代になってきたということです。
SpecialPR