生産性を上げる事が何より一番重要
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今後も含めた、我が国が置かれた経済環境を考えると深刻さは募るばかりですが、何を一番に考えないといけないのでしょうか?
それはずばり、生産性 です。
ちなみに、三菱東京UFJ銀行頭取である平野信行氏も次のように述べています。
「成長のためには、労働・資本・生産性の3要素を高めるしかなく、一番大事なのは"生産性"。」だと。
アベノミクスの今回の成長戦略でも推しているのが、『生産性』を上げる事です。
ちなみに生産性は次の3種類に分けることができます。
- 「労働生産性」
- 「資本生産性」
- 「全要素生産性(TFP)」
まさに安倍政権が今回の成長戦略で狙っているのは、最後の"全要素生産性"の向上です。
(参考)全要素生産性とは?〜内閣府より〜
資本と労働の増加によらない生産の増加を表すものは全要素生産性(Total Factor Productivity:TFT)と呼ばれる。TFTは、具体的には、技術進歩・効率化などを表すと考えられる。
つまり、シニア層や女性、さらに外国人の労働活用などや、資本増強など他にも対策は考えられますが、何より重要なのは明白なのです。
目指すところはわかりましたので、次に考えるべき事として「生産性」を上げるために我々はどうすればいいのでしょうか?
そのためには、ITの活用しかありません。ITありきではありませんが、ほぼITを有効活用するしか手はないのです。
1990年代に労働力人口が減少に転じた我が国ですが、総人口も2011年から本格的な減少フェーズに入ってきました。
今後さらに、2020年には人口減の"第三の波"と言われている、"世帯数の減少"が始まるのです。
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