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SNS時代の付き合い方

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sns.jpgSNS疲れになっていませんか?
世の中のブームに押されてアカウントを取得したのはいいのですが、一度始めてしまうと、写真や文章の投稿を強要されているような切迫感を感じる。

または知り合いの投稿に対しての反応を常に求められているようで、毎日が息苦しい、といったような昔はなかったような疲労感にさいなまれている人が急速に増えてきました。


「俺通信」はこうした時代背景の中で生まれてきた事象で、対処に困っている人も出てきています。

文字通り、俺通信とは、一方的に恋人でも親友でもない、"単なる"知り合いから届く、"独り言"のようなメッセージであり、言葉の投げ掛けでもあるような種類のものです。

今の時代、初対面で知り合った相手から、例えばLINEのIDをお互いに交換し合うのはよくある光景になりつつあり、何も特別に危険な行為である訳でもないはずです。

ところがこうして知り合った相手のことは当然まだ何も知らないことが多く、メッセージをLINEで交換するといっても、話題に困るはずです。

従って、縁のなかった相手とは自然と疎遠になっていくものですが、そうではなくて日常の些細な出来事を書いたメッセージを突然送ってくる行為に対しては、どう対処したらいいのか迷ってしまう、という訳です。

気を遣って返信しようにも内容に困り、既読スルーすることは尚更気を遣う、という葛藤です。

このような俺通信を送る側が、何を意図しているのかは人それぞれですが、受け取った側としたらどのような対応を取ったらいいのでしょうか?

そこで筆者なりに考えました以下のような対処法を検討してみてはいかがでしょうか。

  • 短い言葉の感想を送信する
  • 上記が基本的な対処方法であり、この送信内容はあくまで当たり障りのないシンプルかつ短文であり、この返信内容により相手からの質問が来たりするような次に繋がるような文面は避けるべきである
  • あくまでこれらのような返答を繰り返すことに徹する

以上の方法は、くれぐれも相手との距離感をつかず離れず、という程よい距離に保つことが目的で、もちろん好印象を感じているような相手とはどうぞ距離を縮めてください、ということになります。



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