一位になれない分野には手を出すな
このところ、月一ペースでのセミナーや、お客様を招いての週一ペースの勉強会を開催しています。
テーマはまちまちですが、やはり時流的にはFacebook活用法や、定番のダイレクトマーケティング系が多いです。
(ランチェスターコンサルタント・栢野氏とのコラボセミナーの様子)
私の話は、キラーウェブ(=ランチェスター的サイト育成法)の話が中心ですが、このノウハウは大きく分けて
・細分化
・差別化
・メディア化
の3つに 分類されます。
これまで何度か、「細分化・深掘り、ニッチなプロモーション」と書きましたが、どうもリズムが悪いので、表現を変えただけです(笑)。
これらは、何年も前から言っていることではありますが、年を追うごとに色褪せることなく、むしろこれらを裏付ける事例が増え続ける中で、より強く確信しています。
たとえば、ECサイトであれば、楽天の細かいカテゴリで一位をとる(その前に勝てる領域を絞ることが大事ですが)ことによる、ポジティブ・スパイラルの事例を数多く目の当たりにしました。
他社事例だけではなく、自社でもそれを実践し、狙いの正しさを確信しました。弊社が行っていた通販商品で、20週以上カテゴリーの一位を連続して獲得し続けたのですが、そうなることで、より注文が集中するスパイラルです。
ただし、その前に、「何で一位になるか?」が極めて重要です。強い競合が少ない分野を狙わないと、2位以下に甘んじてしまいます。
ここでは、2位以下は意味がないと思った方がいい。これまた過去に何度も書いてますが、とにかく小さな分野で一位を取る、一点突破主義に徹する必要があります。
まさにランチェスター法則と同じです。
今、ランチェスター法則と言えば、ランチェスター経営竹田陽一氏が第一人者ですが、今月25日には、竹田氏とのコラボセミナー@名古屋を実施します。
中小企業は、一位になれない分野に手を出すべきではない。そういう話をします。