キラーウェブ解説 その2 「細分化」があなたのサイトに息を吹き込む
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前回からの続きです。
感覚的に言うと、世の中の80%くらいのサイトは、満足のいく成果(成果の基準はサイトによってまちまちですが)を得られていないように思います。いや、もっとかもしれません。
共通項は、いろいろあります。一般的には
- 目的と目標数値が曖昧
- 体制(担当者と責任者)が曖昧
- 評価の基準が曖昧
- 予算額が曖昧
- ウェブに対するトップマネジメントの意識が曖昧
- プロモーションの方法と目的が曖昧
というような、様々な「曖昧」が招いています。
それは事実なのですが、私はもう一つ大きな原因があると思っています。
それは、
ということです。強いて「曖昧」シリーズにすると、日本語が変になりそうだったので、
やめました(笑)。
たとえば、ある会社に5つ6つのサービスがあるとします。それぞれ、対象者が違ったり、対象者のニーズが違ったりします。それを、ひとつの入り口(サイトのトップページ)から見てもらおうというのが間違っているのです。
もう少し親切に言いますと、トップページから見てもらって、「へぇ~、こんなこともやってるんだ。あ、なにこれ、いいかもー。問い合せてみようかなー」という流れは、少なくともBtoBでは期待すべきではありません。
みなさん、現在感じているニーズを何種類かのキーワードに置き換えて、ダイレクトに探します。いかに、自社の商品を求めている人に、最短距離で辿り着いてもらえるか、その人たちに、いかにダイレクトに求めている情報を提供できるか。ウェブの中では、そこに心血を注がないといけません。
「あれしちゃいけない、これしなきゃいけない」って、なんだか説教くさいブログになっていますが、特にウェブはほぼ何でも表現できてしまう幅の広さがあるので、特徴と用途を明確にした上で活用しないと、軸がぶれてしまいます。
で、タイトルの「細分化」です。
長くなりそうなので、続きは次回。
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