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団体職員が悩んだこと

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タイトルが示す通り、僕はインターネット系の団体職員です。僕が勤めているところは社団法人というタイプの公益法人。最近公益法人改革の名のもとに制度が変わりつつありますが、ともかく、一般的な会社とは異なります。

会社員というのは、やはり凄く一般的なので、悩まなくて済みます。何かのアンケートの職業欄には必ず「会社員」はあります。ところが、「団体職員」とかは有るとは限らないですね。「その他」にしかチェックできないのは少し寂しいものです。あと、ウチの中だと、勤め先のことはおおざっぱに「会社」と言いますね。これは、公務員の方や時には学校の先生も、こう呼ぶようなことを聞いたことがあります。

最近、他の職員とひとしきり悩んだことが「入社」です。我が社団の職員となることを、なんと呼べばよいのか。

「入社」というと、なんとなく入るところは会社のように思えますね。

その職員は「入団」ではないか、と言いました。「社団」の「団」ですよね。でも、なんかプロ野球みたいじゃないですか。
「社」が会社というイメージだとすると、「所」だとその感じが払拭できるか、と思いましたが、「入所」だと、刑務所みたいですよね。
ちなみに僕自身は、事務局の職員となることを指して「着任」という言葉を、経歴などでは使っています。その職員は「肩書きがあるならそれでも良い感じがするけど、ヒラの事務局員になる場合は、偉そ過ぎないか?といって気にしていました。

うーむ。とりあえずは、「入社」で良いじゃん、という結論で収めています。

goo辞書で「入社」を引く

にゅうしゃ にふ— 【入社】

(名)スル
(1)その会社に社員(1)としてはいること。会社の使用人として採用されること。
「—試験」
(2)社団の構成員としての地位に就くこと。特に、既存の人的会社の社員(2)になること。
「—契約」


社団であって会社とは限らないって書いてあるよね、というのがその趣旨なんですが、実は社団法人の「社員」というのは
会員として会費を納めてくださる会社や団体の皆さんのことを指すんですよね。

我々は、その「社員」の皆さんが「社団」で実現しようとする事業の事務方として構成される「事務局」の職員ということになります。いずれにしても社団に雇用されることには変わりないのですが。

というわけで、この結論も微妙なんですが。


どんなもんなんでしょうねぇ。。

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