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インターネットとそのガバナンスについてつらつらと

ドメインネームに関する動き2つ同時に

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7月28日火曜日には、2つ、ドメインネームに関する動きがありました。

●日本インターネットドメイン名協議会(仮称)設立準備説明会
まず一つ目は、日本インターネットドメイン名協議会の設立準備説明会。4月29日のエントリに書いたとおり、他国文字による国別トップレベルドメイン名(TLD)として、日本は「.日本」を使うことが決まって、このTLDの管理運営事業者==レジストリの選考を、民間の協議会が行う、ということになりました。これを受けて、他の関連団体の皆さんと発起人会を発足させて準備、その準備状況を広くいろいろな方々に知っていただくための説明会を開催しました。

まだまだ発起人会の議論も初期の段階で、審議会報告書に書いてあることや、協議会組織に関するごく簡単な方針しかご説明できませんでしたが、それでも実際にお会いしてご説明すると言うことは重要だろうし、大きなワンステップになったと思います。

ECネットワークは、総務省のインターネット基盤委員会にご参加なさっていた経緯から、発起人をお引き受けいただきましたが、理事の沢田さんのブログ記事が、ECネットワークの立場からの「.日本」の捉え方をよく示していると思います。協議会に関する記事へのリンクも一通り並んでいて、便利。:-)

また、沢田さんの記事からそのまま拝借して紹介するのですが、山崎潤一郎さんの記事が、「.日本」や地理的名称に関連するTLDに関して、背景やインパクトも含めて秀逸な書きっぷりです。

  検索全盛の時代だから、ドメインの有用性を考えよう

 

●GMOドメインレジストリ株式会社
偶然にも、上の協議会の説明会と期日が同じになってしまっていたのですが、GMOが記者会見を実施しました。これは、社長の熊谷さんのブログでも事前に宣言されていたのですが、内容はさすがに当日までお預け。で、本日Webでも発表されたのが、ドメイン名のレジストリビジネスを行う、GMOドメインレジストリ株式会社の設立、でした。

発表以上に細かいことは分からないのですが、TLDのレジストリを自ら運営するとなると、「.日本」や地名TLDのレジストリになる可能性もある、その辺も意識した展開だろうと想像できます。

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