オルタナティブ・ブログ > きょこ コーリング >

広報・マーケティングを中心に、ソーシャルメディアそしてアプリなど、マーケッターの関心事を綴ります♪

アラサーでやっておいて良かったこと

»

Facebook上でたくさんのアラサーの方々とつながっています。また仕事などでも接点がそれなりにあります。

年齢で括るのはあまり好きではないのですが、そういいつつも、アラサーの話を少し。

アラサーとなると、元気一杯の20代前半とは体が結構変わってきます。私の場合、いろいろと体に不調が出てきました(寝付きが悪いとか、貧血で倒れるとか、朝起きられないとか)。今思えば働き過ぎやストレスが原因だったような気がします。

アラフォーになるとそんなに無茶はしなくなるので、意外と元気なのですが、アラサーはそういった変化に気づけず、「まだ若い」と無理をしてしまう時期でもあります。

また仕事がとても面白くなって来たのもこの時期でした。だんだん重要なポジションを任されるようになります。必然的に残業も増えます。そしてストレスも。お給料もそれに伴い上がります。良い所に引っ越したり、集う友達が少し変わったり。仕事もプライベートも多忙になることも。

結婚して働き方を変えたり、転職をしたり、留学をしたり、今後の自分について考える人も増える時期ですよね。

何が書きたいのかというと、体が不調になったり、無理をしたり、進路に迷ったりする、いろいろ変化もある時期だということです。

今回は、アラフォーになってから振り返ってみて、いろいろな変化の起きる「アラサーの時にやっておいて良かった!」と思ったことを少し書いておきます。ご参考になれば。

自腹で大金払って勉強する

アラサーにとって勉強は最適な時期だと思います。大学時代にさぼっていたせいか、勉強したいという気持ちが高まったのもこの時期でした。私の場合は、青山学院大学の大学院に行ったのですが、当時は、ビジネスの講義も、コミュニケーションの講義も受けることができる仕組みだったので(国際政治経済学研究科というところでした)、経営管理、マーケティングコミュニケーション、経営情報システム、異文化コミュニケーションなどを受講しました(正確な名称は忘れたので、細かい箇所は違っているかも知れません)。講義で学べたことも大きかったのですが、ここで得られた人のつながりも非常に素晴らしいものでした(コンサルティングファームのパートナーになったり、社長になったり、大学教授になったりと活躍されています)。ネットでも、無料の勉強会でも、本を読むことでも勉強はできますが、自腹で高い学費を投入している人たちの真剣さに触れ、そこでコネクションを作ることは後々役立つと思います。

短期留学など英語の勉強に力を入れる

今でもちゃんと話せるわけではないのですが、真面目に英語を勉強しました。きっかけは転職です。外資系企業に飛び込み、上司と意思疎通を図るには英語が話せないと無理だとわかったからです。前にもブログに書きましたが、電話会議で一生懸命話し、翌日回って来た議事録を見たら私の話した箇所が(聞き取り不能)となっていたことも(笑うに笑えない・・・)。英会話に行ったり、NHKの教材を使ったり、短期留学をしたり(短期留学のブログを読んで、Y!の方から「加藤さんのブログを読んで私もアイルランド行きました!」と連絡をもらったりしました)いろいろ試しました。起業とともに外資系を卒業し、今は日常的に英語を話すわけではないので、かなり衰えていますが、なんとか意思の疎通がはかれるのは、当時の蓄積があるからかもしれません。

転職する

いろいろな人が言います「40歳を過ぎての初めての転職はキツかった」と。理由はいろいろあると思います。ずっと同じ会社にいて、その会社の独自ルールに染まってしまい、他社に適応しづらかったとか、年齢的にマネジメントを求められたり、高いレベルの能力を求められるようになったというのもあるかも知れません。ジョブホッパーは良くないですが、良いチャンスがあれば、転職はいいと思います。私の場合、日本法人の立ち上げに関わることができ、会社に自分の席が無く、ドルで給料が入って来る体験をして、ビックリしましたが、いろいろなことを任せてもらえた御陰で、セルフスターター(指示待ちではなく、何をしたらいいのかを自分で考えて行動に移す)な気質が身に付いたように思っています。

先輩に頼る

今を思えば図々しすぎたのかもしれませんが、前職の先輩や、知人から紹介された年上の方々、年齢はお若いけど早くに独立された先輩などに仕事のことなど本当にたくさん教えて頂きました。年齢が上がって来るとこれはなかなかやりづらくなってきます。今はそれをお返しする時かなと思い、講師をしたり、勉強会を開いたりと出来る範囲でやってみています。

情報を発信する

当時はまだSNSが無かった、もしくは出始めで普及していなかったこと、ブログも無かったことから、メーリングリストやメールマガジン、雑誌の寄稿での情報発信を行いました。立派なことを書こうとすると難しいですが、書ける範囲の発信で良いと思います。情報を発信すればするほど、情報が集まるのを体感しました。

他にもありますが、だいたいそんな所です。少しでもお役に立てば幸いです。

Comment(0)