今すぐやるか、先送りにするか
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先日、妹ががっかりしていました。何でも担当してくれていた美容師さんが退職し、新しい人に変わったのだがどうもイマイチな髪型になってしまったとのことでした。
その美容師さんの退職理由なのですが、「これからは中国。中国語を学んで仕事の幅を広げたい」ということで台湾に留学するために退職したとのことでした。
留学と考えると、
- 全然言葉が出来ないけど大丈夫かな?
- この留学斡旋会社でだまされないかな?(もしくは、自分でいろいろ手配したら大丈夫かな?)
- 会社辞めて留学して、仕事見つかるんだろうか?
- 現地で日本が恋しくなったらどうしよう?
- 本当に上達するだろうか?
- そもそも留学先はここでいいのかな?
- 友達出来るかな?
- もうこの年齢で留学は無理じゃないのかな?
- お金が高いな。貯金を使うのは心配だな?
- 親が心配して反対してる。困ったな?
- 危険な事は起きないかな?
- 飛行機が怖いかもしれない・・・
と心配なことばかり頭に浮かんで来て、躊躇してしまう人も多いのではないかと思います。
でも、このように考えているうちにあっという間に1年、2年、いや5年位あっという間に過ぎてしまうのですよね。
気がついたら高齢になっていて「あれ?留学しておけば良かったなあ」と思ったら遅いと思うのです。
いろいと心配し、石橋を叩き割っている間に、どんどん新しい事に取り組んで行く人もいます。
見ていると、こんな特徴があるようです。単に無謀に挑戦するのとは違うのです。
- 失敗した場合のリカバリがうまい(良くなるように方向転換する)
- ゴールを考えて計画を立てている
- 頭の中で堂々巡りしない(行動に移します)
- 固定概念にとらわれない(家族がいるから留学は無理だな、などとは考えない)
- 等身大の自分の実力をわかっている(努力すれば自分はここまではできるだろうという範囲がわかっている)
たとえば、ある人は婚約相手を日本において留学。滞在する家も下見せず日本で決定。パワーアップして帰国し、就職先でどんどん出世しています。
また別の方は、単身で上海に渡り、現地で語学を1から勉強し、ビジネスをはじめるべく、市場調査をしています。
また別の方は、起業したのですが、うまくいかなかったので切り上げ、企業に戻って組織の中で幹部として活躍しています。多分、起業後にまた就職したら恥ずかしいなあとは考えなかったと思います。
また別の方は、自費出版し、それがきっかけとなり、ベストセラー作家になりました。自費出版が売れなかったら困るな、やめておこうかとは思わずに行動した事が成功につながったのではないでしょうか?
また例を留学に戻しますが、心配を吹き飛ばすことを書き出すと以下のようになるのではないでしょうか?
- 現地でたくさん友達が出来たら楽しそう
- 日本で買えないものに出逢えそう
- おいしいご飯が食べられそう
- 日本のことはネットでだいたいわかりそう
- 足りないものは日本から送ってもらおう
- 語学が出来るようになったら、●●とXXをやろう。検定試験も受けよう
- 日々の出来事はブログに残して振り返ったら楽しそうだ
- ・・・
自分の実力を考えず、また、治安にも気をつけずにただ現地に行ったら無謀かもしれません。
でも、心配な事をずっと反芻していたらますます心配になって来ます。良い面が見えなくなってしまうことも。
頭で考えて解決することなら考えたほうがいいのですが、繰り返し考えて、現地滞在の安全性が上がることはないのですよね。ハムスターがくるくる回している回し車のようです。ゴールがありません。始めるのもおりるのも自分で決める感じです。
出来るのは、事前に対策をすることだけです。
このブログで、今すぐ皆さん留学しましょうというつもりではないのですが、
先送りにしてやっていないことを、やりませんか?というお誘いでした(とってもリスクが大きければ、話は別かもしれませんが)
私も、実は去年先送りにしていた事を今年はどんどん取り組んでいます。
また、やろうとしてダメだったことやモノはすっぱりと断ち切って、次に取り組んで行きたいと努力しています。
やってみて後悔することもあると思いますが、自分で責任の取れる事は、やらないで後悔するよりいいのではないかと強く思います。
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