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B向(B2B)もオウンドメディアの時代なのかな

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オルタナティブブロガーの新倉さんが登場ということで、日立ソリューションズさんのオウンドメディアがフェイスブックで話題になりました。

オウンドメディアというのは、自社サイトを「メディア化」したメディアです。自社製品の説明だけでなく、関連情報や読み物等を掲載し、結果としてサイトの訪問者を増やしたり、リードのナーチャリングにもつながったりします。

オウンドメディアといえば、どちらかというとC向けのビジネスをされている方のものかなというイメージが強いですよね。コカコーラさんも有名ですよね。

ただ、B向けも本格的に取り組む時代になっているのかなと思いました。単に自社ウェブにカタログ的な情報と新着情報を載せるのだけでなく、コラムや用語解説などがあれば、読み手にも役立ちますし、訪れる人が増えれば、自社製品に興味を持つ人も増えるでしょうし、特にニッチな分野であれば尚更、情報が不足しがちですから、喜ばれる可能性も高いでしょう。

前述の日立ソリューションズさんの例だけでなくB2Bの分野でも充実してきている気がします。

たとえば、シックスアパートさんや、サイボウズさんもそうかなと。

それから、まだオウンドメディアという言葉がない時代のミツエーリンクスさんのサイトも少し近いかなと思ったり。というのも、静的なコンテンツではありますが、ウェブマーケ関連の用語集が充実していて、多くの人が訪れる仕組みと企業のイメージアップにつながっている印象があるからです。

DelphiやC++ Builder 等の開発ツールで有名なエンバカデロもEDNという形で充実した記事やビデオの蓄積があります。開発系はコミュニティ活動も盛んですし、元からこういった活動に力を入れていると思います。

自社サイトをメディア化すると、一般的なメディアの他にもう1つメディアが増えるので利点があるということは広告の世界では以前から言われてきたことと思いますが、広告以外の業界ではもしかしたら浸透していない可能性があります。

自社のサイトをもう一度じっくり見直してみるのも良さそうです。

(初心者向けの「ちょっと緩い感じのエントリーにしたので、専門家が読むと、言葉の定義など曖昧な箇所もあるかと思います。後ほど修正するかもしれません)

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