TwitterのID乗っ取りが発生。自衛して楽しく使いたいです。
先日から、非公式に、どなたかが、アイティメディアのニュースを流しているTwitterのIDが何者かに乗っ取られたようで、ニュースに混じって、英語の変なスパムのツイートが流れるようになりました。
またそれと少し遅れたタイミングにて、著名なIT企業の社長のIDも同じような状態になりました。
両方とも、運営者の気づかぬうちに、パスワードが知られてしまい、悪意を持ったものに乗っ取られてしまったようです。
前者の場合、運営者もわかりませんし、そもそもアイティメディアの公式ツイッターではないので、私たちの対応としては、それをフォローしないことに尽きます。このように、公式ではなく、ニュースを流しているツイッターは多いので、怪しい内容が流れてくるようになったら、間違えてクリックしないように、フォローを外したほうがよさそうです。
後者の場合は、ご本人のIDであったため、皆で本人に知らせ、幸いにもパスワードが変更されていなかったために、複雑なパスワードに変更して事なきを得たようです。
利用者が増えてくると悪意を持った人も入り込んできますので、フォローする側も、つぶやく側も、気をつけていきたいものです。
宣伝ぽい英語のつぶやきは要注意です。リンクのクリックは慎重に行いたいものです。また、友人のツイッターから妙な内容が送られてきたら、早急に本人に知らせてあげたほうが良さそうです。
TL上でも乗っ取られたIDの話題が複数出てきています。
ツイッターに限らず、ネット上で無料で使えるサービスは、大変ありがたいのですが、何か起きたときの対応がどうしても遅くなりがちです。
もう5年以上前の話ですが、以前私はエキサイトのIDを乗っ取られたことがあります。気が付いた時には性別が男性に変えられて、出会い系に使われていました。安易なパスワードで登録していたことが原因でした。あわてて、エキサイトの問い合わせ窓口に連絡をしましたがマニュアルを読み上げる対応で解決せず、当時エキサイトに勤務していたA井さん(故人)に連絡して助けていただきました。
ネット上の無料サービスは迅速な電話の問い合わせに対応していない場合が多く、何か起こってしまった場合に、サービス元がすぐに対処してくれる可能性は低いです。
恥を晒すようですが、他にも私は過去に以下の体験をしています。
1.Yahooオークションで次点詐欺にひっかかり、そのIDについて知らせても「貴重なご意見ありがとうございます」などという雛形メールが来るだけで対応してもらえず、結局自分で警察に言って、その詐欺が使っている口座を凍結しましたが、時が遅く、すでにお金は引き出されていました(多分3年ほど前の話です)。
2.昨年は無料写真プリントのPrieaを使っていたのですが、サービスが停止となり、別会社のサービスにデータを移行するという連絡が来たのですが、移行されておらず、3回ほど問い合わせたのですが「時間がかかっています。ご連絡しますからお待ちください」的なメールが来て、早1年。まだ待ち続けています(苦笑)これは、こちらのミスではないですが、無料のものはあてにしすぎてはダメだという事例です。
それぞれタイプは違う事例ですが、こまめにパスワードを変えたり、怪しいリンクは開かない、無料サービスが停止になったときにどこかにバックアップのデータをおいておくなど、自衛を心がけつつ、楽しくサービスを利用していきたいものです。