商品やサービスの宣伝を後押しする三種の神器?とは?
B2Cに多いのかもしれませんが、(B2Bでもできます)、昔から行われてきている商品やサービスのPR活動で定番っぽいと思われるものがあります。
1つめは、コンテストや表彰です。
よくダイエット広告や頭髪の発毛の宣伝などで見ますが、特定ソフトウェアを使った製品などのコンテストもあります。これを行うことで、ユーザーさんも使う気が出ますし、またユーザー事例としてそのお名前や使い方を外部に公開できるようになり、企業側としてもありがたいところです。単に「ユーザー事例のプレスリリース出したいので協力してください」というと断ってくるユーザー(会社、人)もいますが、表彰だと、相手ももらってうれしくなることもあります。
2つめは調査です。
自社製品が企業にとって必要だということを裏付ける内容を発表したり、PR会社や調査会社が知名度や信頼性向上、調査レポート自体の販促のためにやります。たとえば、今企業にはメールアーカイブのアプライアンスの導入が進んでいる、とか(だから今検討してくださいというメッセージ)や、PRの手法として●●を検討している会社が4割もあるとか(だから弊社の●●サービスを検討してくださいというメッセージ)などがあります。
3つめはお墨付きです。
お菓子や健康食品だといわずと知れた「モンドセレクション」ですよね。といっても最近は出せば通るとか、日本の会社ばかり応募しているとか、わけがわからなくなっている感もありますが、「なんかすごそう」という雰囲気はあったりします。ソフトウェアの世界だとCertifiedなどの言葉が使われるように思います。
やり方を間違えたらかえって胡散臭いですが、まだ名前が売れていないという認知度の低い段階ではこれらの定番手法も、使い方次第では有効な気がします。
マーケティングの専門書だけでなく、テレビの宣伝や新聞の折込広告、他社のWebサイトなど、いろいろなヒントが公開されているので、マーケティング手法のセミナーに出て勉強するのもありですが、日常から「気づける」ことも多いように思います。