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ベストセラーは自費出版からスタートすることもあるのですよね

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今、血液型B型を取り上げた本がとても売れているそうです。後発の類似本が多数書店の棚をにぎわせていますが、一番最初に出たB型本の出版社は確か自費出版用の出版社ですよね?(もしも違っていたらすみませんが。ちなみに本稿では、筆者がお金を負担するという意味で「共同出版」と呼ばれているものも含めています)。

そこでふと気になったのが「自費出版」です。

過去の研究成果を書籍にしたら書店に並ばない、全国の書店に並ぶと言われた、と自費出版の出版社を訴えた元大学教授を以前テレビで放映していました。(その出版社は倒産したようです)

自分の書いたものが書店に並ぶというのは、文章を書く人間にとってはとてもうれしいことだと思います。

残念ながら、多くの読者が見込めないものも、言葉巧みにお金をとってとりあえず出版させるというケースもあるようですが、都合のよい上手い話にのるというスタンスではなく、「読者がそれほど多くいるかはわからないが、今まで書き溜めたものを、世の中に本として出しておきたい」という場合、多くの人に門戸が開かれているユニークなサービスであると思います。

特定の出版社を肯定したり否定したりするつもりはありませんが、どのようなビジネスモデルであるかを知った上で、そのサービスを利用するのはいいのかなと思いました。

ちなみに、全国の書店に並ばなくてもよければ、Amazonには、e託販売のサービスがあるので、自分で編集して印刷所で印刷したものも売れるようです。(詳細はリンク先をご覧ください)。年会費が9000円で売れた場合の取り分は約6割のようです。


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