技評さんのネットユーザー白書がおもしろい!
とても疲れていた先日、夜中にアマゾンでふと思い立って購入したのが、ソンバーユとクナイプメリッサの香り、カルメン・マキ&OZでした。関連性のなさそうな選択です。ソンバーユは@Cosmeで評判がよかったので気になってました。
やはりネットって深く生活に入り込んでいるなあ、皆さんもたくさんネットで買っているのかなあ、などと思っていたら、
技術評論社さんからネットユーザー白書2008が出たそうで。とても興味深い内容でした。
サンプルPDFはこちらでダウンロードできます。
インターネット系の白書といえば、毎年出ているインプレスさんのものが有名で、私がお世話になっている研究室でも購入しているのですが、後発とはいえ、違った切り口でおもしろかったのは、世代別にネットユーザーを分け、彼らのどの時代にどんな出来事があったか(パソコンの登場とか、インターネットの登場とか)が年表になって入っていること。そしてその世代は、それぞれの特徴がわかるように命名されているのです(ネットコンビニ世代とか)。
それにしても、何かわからないことがあるときにネットで調べる人の多いこと・・・(私もそうですが)。
このような調査は、ネットで行われているので基本的にヘビーユーザーの回答が中心となるとは思いますが、予想外にセカンドライフは使われていないなあとか、出会いを求める人も少ないなあとか、ネットで調べて実店舗で買うとか、実店舗で触ったものをネットで買って届けてもらうとか、とにかくネットと組み合わさった多様なライフスタイルが浸透していることにも驚かされます。購読しているメルマガのネット広告のクリック経験も多く(1ヶ月以内にクリックした人は50%以上)、メルマガも乱立しているけど捨てたものじゃないのかな?とも思いました。
ブログをやっている身から言えば、20代以下で他者のブログ閲覧が多かったのは意外でした。イメージとしては、ビジネスマンなどがブログで情報収集をしているような気がするのですが。
1500サンプルから導き出されたひとつの調査結果(ランダムサンプリングではない)だけに引きずられてしまうのは違うかもしれませんが、ネットに関して参考になりそうなことが幅広く載っており、役立ちそうです。
あえて言えば、CD-ROMがついていたら、後で資料などで図やグラフなどを引用するときに便利だと感じました。というのもマーケの仕事の現場ではパワポの資料を作って「こういうデータがあるから、うちの会社でも●●やりましょう!」と上司を説得しなくてはいけない場面というのが多いと思われるので。
書籍としては高めですが、調査資料としては低めの価格体系なので、個人で買うのではなく、ネット系ビジネスをしている企業や企業のマーケ担当者が購入するにはよさそうな印象です。
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