コグノスのイベントをマーケの視点で・・・
ブロガーの谷川氏と同じく(すみません、ご面識もないのに、引用しました・・・)
コグノスさんのイベント、Cognos Performance 2005に参加してきました。
とはいっても、仕事が立て込んでおり、ほんの一部に参加しただけです。内田さんに挨拶をすると、
「ブログ見てますよー」
と言われ、いろいろな方が見てくださっているのだなと嬉しくなりました。
ちなみに、私が記者兼編集者だった頃に、ライターさんと一緒に、内田さんのところに取材に伺ったことがあります。でもだいぶ昔の話で、当時はERPの話を伺いました。多分覚えてらっしゃらないのではないかと思います。まだご本人には確認していませんが。
さて、このイベントがどのようなイベントだったのか、どんな内容が発表されたのか、という話はITmediaの記事で見ていただくことにして、私は、いちマーケティング担当者、特にイベント担当者の視点で、この記事を書きたいと思います。
まずすごいと感じたのは、多くの方が来場していた点です。
あいにくの雨なので、お客様が少なくなるのではと思ったのですが、人がたくさん来ていました。
それは、魅力的なコンテンツ(セミナー内容)がかなり大きく影響している気がします。
今話題のさおだけや~の山田真哉氏のセッション(余談ですが、私もこの本、買いました。同じ著者の新会社法の本も買っちゃいました)、そしてIT業界の人間ならとっても興味をそそられるITR内山氏と栗原氏のアナリスト対決。
単なる客寄せに終わらない、魅力的なセッションに加えて、製品や戦略を披露するセッション、そして事例などがうまい具合に配置されているので、非常に完成度の高いコンテンツになっていました。あれだけの魅力的な内容をまとめるだけでもとても大変なことです。
それから、申込者に対する「リマインドメール」。弊社でも行っていますが、やはり前日に明日がセミナーだということを思い出させるメールは非常に来場率アップに効果的と感じました。たいていの企業は行っていることだと思いますが、もしまだやっていらっしゃらない会社がありましたら、是非セミナー前日にお申込者の方にメールをお送りしてみてはいかがでしょうか?来場率があがると思います。
更には来場した人からのアンケート回収率をアップするために、書籍とアンケートの引き換えが行われていました。その書籍の編集者、翻訳者ともにこのオルタナティブブログにご参加されている方で、実際に英治出版と提携してその書籍を出版したのが、この会社。社長さんは以前はITベンダーのマーケ担当だったということもあり、ちょっと親近感を感じます(マイミクさんでもあるし)。
とにかく、さまざまな試みがされており、非常に完成度の高いイベントという印象でした。スポンサー企業も名の知れたところばかりで、これらの企業にスポンサーになってもらうためにはきっとご担当者の方が見えないところでいろいろと交渉をたくさんなさったんだろうなと感じました。
受付の方々(多分社員ではなく運営会社の外部スタッフの方だと思われます)もとても礼儀正しく段取りもよかったので、運営マニュアルなどもきちんと整備されていると思いました。そうそう、たいていのイベントをやるときには運営マニュアルなどというものを作るのですが、これに不備があると、受付の人がおろおろしてしまったり、段取りが悪くなったりしてしまうのです。
余談ですが、会場となった目黒雅叙園には、50代の女性が多数いました。どうもツアーで見学に来ているようです。千と千尋の神隠しで注目されたからでしょうか?それとも文化財だからでしょうか?