SONY「MDR 1000X」レビュー Bluetooth&ノイズキャンセリングの全部入りヘッドホン【Review】
»
いつも使っていたヘッドホンが壊れてしまったので、新しいのが欲しいなと思ってソニーのサイトを見ていたところ、新商品としてBluetooth対応でノイズキャンセリング機能付きという素敵なヘッドホンを発見してしまった。実売価格はAmazonで4万円ほど。すごく......高い......です。でも、レビューを調べてみたらすごい高評価で気になる。うーんうーん......と悩んだけど買ってしまったので、感想を書きます\(^o^)/
「SONY MDR 1000X」の特徴
- Bluetoothでワイヤレス
- ハイレゾ対応
- ノイズキャンセリング機能付き
- 外音取り込み機能付き
外音取り込み機能
もう少し細かく説明すると、「外音取り込み機能」は「クイックアテンション」と「アンビエントサウンドモード」の二つに分かれます。・クイックアテンション
この機能は、右耳の側面を手で覆うことで音楽の音量をゼロにして取り込んだ外音を流すというもの。急に話し掛けられたり、車内のアナウンスが聞きたくなったり、コンビニで会計をするときなど、瞬間的に外の音が聞きたくなったときに便利な機能です。・アンビエントサウンドモード
この機能は、音楽を流しながら外音を流すというもの。さらに細かく「ノーマル」と「ボイス」に分かれます。「ノーマル」では外音と音楽が同時に流れるので、例えるならスピーカーで音楽を流しながら外を歩くようなもの。とても迷惑ですね! でもこのモードなら、音楽は自分にだけ聞こえるので周りの迷惑にはならず、周りの音が聞こえるので安心です。「ボイス」では、環境音は排除しつつ、人の声を取り込んでくれます。電車に乗っていて静かに音楽を聞きたいけど、アナウンスは消したくないという時に便利な機能です。実際ノイズキャンセリングの性能は?
ノイズキャンセリングを使うのが初めてなので何かを比較することができないのですが、機能としては非常に優秀だと思います。完全にゼロとはいかないものの、体感値8割くらいの音が消滅してます。今までこんな騒音の中で生きていたのかと思うくらい。「SONY MDR 1000X」のメリット
- ワイヤレスだから持ち運びが便利。コードが絡むストレス一切無し
- Bluetoothの接続がすごくスムーズ
- モード切り替えのときの英語がけっこう心地いい(個人的)
- 最初からケースが付いてるのでバッグの中で壊す心配が無い(前のはそれで壊した)
- 耳を覆うタイプだから冬は温かい(夏は暑い?)
- ノイズキャンセリングだけ使うこともできる(Bluetooth接続してる必要あり)
「SONY MDR 1000X」のデメリット
- 高い
- 外音取り込みのとき風切り音がすごい
- それなりに重さがある(付けてるときに重いとは思わないけど、外すと解放された感がある)
- ノイズキャンセリングのお蔭で音量は下げられるものの、音漏れするかも
- このタイプのヘッドホンは仕方ないことだけど、メガネが押されるので耳が痛くなってくる
- Bluetoothで接続してないと自動で電源落ちる
「SONY MDR 1000X」の個人的な利用シーン
コワーキングスペースで作業する時に使ってるんですが、空調の音とか周りのPCのファンの音とか普通に周りの人の移動する音とかが、気になってないと思ってたのに、これを付けてから気になってたことがよく分かりました。めちゃくちゃ集中できる。空調の音とか一切聞こえないし、自分が叩いてるキーボードの音も聞こえてこない。誰かが移動する時に机をガタガタ鳴らしてる音がときどき聞こえてくるかなーくらい。このためだけに買ったようなものなので、目的は十二分に果たせています。ちなみに音楽を掛けてると集中できないし、無音でも集中できないので、iOS向けの「静かな空間」というアプリを使ってわざと自分が集中できるような環境音(英語圏のカフェとか冬の風とか焚き火の音とかをミックス)を発生させてます。「SONY MDR 1000X」の音質は?
実は音に関してはソニー以外買わない方針なので、他社との比較はできないです。ソニーの音が好きな人には馴染みのある感じかと。高音から低音まで安定していて、中音域が少し強めのシャキシャキした聴きやすい音。ズンズンさせたい人には物足りないかも。まとめ
迷ってたら、買って損しないと思う!SpecialPR