【Chromebook実機レビュー】3万円ちょっとで買えるASUS「Flip C100PA」が仕事で活躍中
Chromebookを買ってから1カ月くらいがたったので、実機レビューしてみます。
ASUS「Chromebook Flip C100PA」
機種はASUSの「Chromebook Flip C100PA」で、B5サイズの10.1インチ、約890グラム。価格はAmazonで3万5000円弱くらい。ちょっと奥さん、パソコンが3万5000円ですって。意味わかんない。
そもそも「Chromebook」(クロームブック)って何?
Googleが開発しているChrome OSを搭載したPCのことです。できること
- Chromeブラウザでできること
できないこと
- Chromeブラウザでできないこと
なぜChromebookを買ったのか
もともとASUSのChromebookを買った結果
かなり満足してます。買ってよかった。出来ないことも多いけど、ZenBookを起動しなくちゃいけない事態は今のところ発生してないです。今もChromebookで書いてるし、仕事にも使ってますが困ったことはないです。むしろZenBookより快適かもしれない。良いところと良くないところを箇条書きにすると以下の通り。
「Chromebook Flip C100PA」の良いところ
- 起動が早い。スリープ後の起動はもちろん、ゼロスタートの起動も一瞬
- シャットダウンしてもChromeブラウザのタブが消えない
- ローカルに保存しないのでデスクトップが綺麗
- 小さい。薄い。軽い
- バッテリーがけっこう持つ
- ACアダプターがけっこう小さい
- 小さいのにUSBポートが二つもある
- 筐体がオシャレ。値段の割に安っぽくない
- タッチパネル機能はあったらあったで便利
- 画面を裏側まで倒してタブレットみたいになる機能もあったらあったで便利
「Chromebook Flip C100PA」の良くないところ
- ガチ素人向きではない(ググッて問題解決できるレベルは必要)
- エラーになるサービスがある(Slackにログインするのに手こずった)
- microSDしか使えないのが少し面倒
- キーボードの配列が謎(機能はあるけど呼び出し方が分からない)
- けっこうな頻度でPDFが突然エラーになる
- タブをいっぱい開くとメモリ不足で待機中のタブが読み込みエラーになる
- 当たり前だけどWindowsとかMacのソフトが使えない
- 左側面のボリュームボタンを間違って押す
- Androidアプリは正直役に立たない
- ネットつながる前提
良くないところで致命的なのは、「WindowsとかMacのソフトが使えない」ってことくらい。「仕事でどうしてもインストールしないといけないソフトがある」とかじゃなければ問題ないと思います。画像編集くらいならGoogle Appsのアプリでできるし。
特筆すべきは、Googleドライブの存在。「右クリックで保存」の保存先がGoogleドライブっていうのはけっこう衝撃的だし、アップロードするときもGoogleドライブから選択できるってのも衝撃的。完全にGoogleドライブをローカルフォルダとして扱えます。
問題は「ネットつながってる前提」という点で、Googleドライブが使えないと何もできなくなるという問題を持っています。ローカルのファイルを作業することもできるけど、HDDが16GBしかないので使わないほうがいいと思う。
一緒に買うと便利なもの
- ロケットモバイル「神プラン」(約300円の月額定額で下り200kbs)
- USB型WiFIルーター
- サブディスプレイマウントアダプター
- USB扇風機
といった感じで揃えたところ、非常に快適に(神プランの回線は激遅なので間違っても快適とは言えないですが)使えています。一般的にはサブマシンという扱いですが、僕はメインマシンとしてネットで調べ物したり、記事を書いたり、それを入稿したりと問題なく仕事に使えています。
Chromeの拡張機能とか使えば何とかなることも多いので、「調べて解決して自分仕様に使いやすくしていく」という過程を楽しめるドM体質な人にはオススメです!
ちなみにオススメの拡張機能。
- Adblock Plus:広告をブロックしてくれる(いらないデータ消せるから激遅回線で助かる)
- Text Mode:画像を消してくれる(同上。でも必要なアイコンとかも消えるから注意)
- AutoPatchWork:次のページを今のページの下につなげて表示してくれる