給与を上げられ無いのならせめてワークスタイル改善に取り組んではどうか?
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昨年に米国のシスコの調査結果で社内からSNSにアクセスできるかどうかを給与の額よりも重視する学生が増えているという結果が出たというちょっと驚くべき話(参考:面接の際に学生から「貴社では会社からSNSにアクセスできますか?」と聞かれる時代に)紹介したが、今度は英国のVodafoneが、社外から社内システムへのフルアクセスや同僚とのコミュニケーションを行えるような環境が従業員満足につながるという調査結果を発表している。
こちらの記事によると、こうした柔軟なワークスタイルは、あると嬉しい特典ではなく必要不可欠なものになったとされており、場合によっては給与以上に従業員のモチベーションに影響するとされている。
調査主体がモバイルの普及を企てる携帯会社であるから若干差し引くとしても、あながち間違ってはいなそうな、実際に単純作業ではなく知的かつ創造性の高い業務を求められるような職種では従業員のモチベーションが重要視され、その場合は報酬よりも労働環境のほうがより相関性が高いという説もある。
そして労働環境のうちことオフィス環境でいえば、実はモチベーションに一番影響をあたえるのは会社が配布するPCだという調査結果もある。ちなみに最も仕事がはかどるディスプレイの解像度は2560×1440だという話もある。
最近は多少景気が上向いてきたとはいえ、まだまだ先行きは不透明だ。こんな状況では、おいそれと給与を上げることはできないだろうが、だったらせめてこうしたワークスタイル変革につながるちょっとした投資や検討に取り組んでみてはどうだろうか。
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