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Gartnerから2011年のPCの出荷台数下方修正

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Gartnerから"Gartner Says PC Unit Growth in 2011 will Slow to 9.3 Percent as Consumers in Mature Markets Remain Cautious"で、2011年のPC出荷台数が下方修正が発表されました。Gartnerが2011年のPC出荷台数に関して何度か発表していましたが、以下の様に変わってきています。

・Nov 29'10    4.09億台
・Mar 3 '11    3.87億台
・Jun 8 '11    3.85億台

徐々に減る方向に予想しています。このデータでPC、スマートフォン、メディアタブレットの出荷台数をグラフ化してみました。

微妙に減っただけなのであまり変わりませんが、2012年の今回の発表から減らすべきでしょう。今回のことは、PCの成長が鈍化することの証だと思います。

Gartnerの予想を見るとAppleの各製品の出荷台数のグラフと比較すると、もうそんな時代なのかと思わなくもありません。

2つのグラフを見ると、PCは衰退するガジェットなのかもと思わなくもありません。

2011年は後半にChromebookの発売、Android 3.1やIce Cream Sandwich、Tegra 3(?)等のハイパフォーマンスなCPUを搭載するガジェット、iOS5を搭載した製品群等が予定されています。

スマートフォン、メディアタブレット、クラムシェルタイプのライトOSガジェットが2011年の後半に向けて一挙に更新されますが、PC側は今のところMac OS XのLionぐらいが目玉です。CPUもIntelがハイエンドとローエンドに、AMDがZambiaとLlanoで大きくリフレッシュしますが、売り上げに大きく寄与するとは思えません。Windows 8は、Windows 7のことを思えば、いまだに影響力は十分にあるかと思われますが、出荷は2012年のため2011年の出荷台数に影響を与えることは出来ません。

PCとスマートフォン・メディアタブレットのどちらがより進化が速いかと言われれば後者ですし、価格も安いことを考えると両者の出荷台数は逆転する可能性は0でしょうし、ダブルスコアも多くの人の予想よりも早く到達すると思われます。

2011年のPC出荷台数も3.8億台が予想されていますが、スマートフォン・メディアタブレットの2H'11のロードマップを見る限り、3.8億台に到達しない可能性は非常に高いと思われます。

PCの衰退の始まったと言われる時代が思ったよりも早く来るのかも知れません。

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