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ThinkStation S20がやってきた(まとめ編)

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初回の"ThinkStation S20がやってきた(ベンチ編)"でいろいろとベンチを回してみましたが、追記として以下も実施しました。

■Apech Bench

■Sandra 総合

■Sandra GPU

■PerformaceTest

■Linpack

■比較

 

ThinkStation S20
Xeon E5530
Quadro FX1800
自作
Phenom II X4 940BE
Radeon HD 4850
Apache Bench
(Requests per second)
1410.04
997.24
Sandra 総合
(GOPS)
62.84
38.50
Sandra GPU
(Mピクセル/s)
75.15
194.22
PerformanceTest CPU
3962.7
2135.6
PerformanceTest 総合
1478.7
1021.6
Linpack (GFLOPS)
19.66
-

LinpackはIntelが公開しているためAMD系CPUでは動きません(そんなブロック必要ないのにね)。また、Linpackの成績が悪いのは搭載メモリ数が2GBと少ないからかも知れません。

Apache Benchはサーバ系ベンチですがThinkStation S20の業務的にあるのではないかと思って行いました。Hyper-Threadingが効いていてちょっと驚きました。

メモリ搭載量が少なくて仮想化等を試すことができませんでしたが、ThinkStation S20のXeon E5530の8スレッドは効果的なベンチが多かったです。またNehalmeコアの浮動小数点演算の能力向上が大きくて驚きました。ここまであるとAMD系CPUもBulldozerコアの登場が早く来ないと辛いところです。

ThinkStation系を個人的に購入する機会はないかも知れませんが、ThinkPad USBキーボードを選択できるようにしてほしいです。ThinkStationを購入ユーザがThinkPadを使用しているケースは少なくないと思います。このためThinkPad USBキーボードも選択できるようにしても良いのではないでしょうか(私がThinkPad USBキーボード好きだからですが...)。

ThinkStation S20はパワフルでしたが、ファンも気になりませんでした(机の上で使っていたにも関わらず)。このため、S系は少し無理(メモリがECCなので)ですが、E系ならば筐体も考慮に入れて購入ターゲットにしても良いのではないかと思います。

【ThinkStation関連】
ThinkStation S20がやってきた(ベンチ編)
ThinkStation S20がやってきた(CPU設定編)
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