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Chrome Extension TechTalkに行ってきました

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Chrome拡張に関していろいろと作ってきましたがやはり他の方の情報とか知りたいと思いChrome Extension TechTalkに行ってきました。

Chrome拡張入門(太田さん)を始めてとしていくつかの発表がありました。現時点(2010/4/11)で資料が全て公開されているため参加できなかった方もある程度はTechTalkの雰囲気がわかるのではないでしょうか。

このイベントでpopup.htmlは、sendRequestを受信できるけど生存期間が短いためcontentscriptからsendReauestを受けるときに存在しないかも知れないためタイミングしだいでは受けられないとようやくわかりました(このこと自体はTechTalkで話されていないが、発表された情報を元に考えた)。このような情報を得るためにもTechTalkに行ってよかったです。

後、HTML5のformやNotifications等を知ることができて有意義でした。両方とも早く普及して欲しいものです。

ライトニングトークは、短い時間でChrome拡張関係に関して発表がありました。その中で多くの方がChrome拡張は簡単に作成できると発言されていましたが、私も同感です。

Javascript(+HTML/CSS)は習得しやすいコンピューター言語のひとつだと思います。動作プラットフォームやデバッガーはフリーで手に入ります(FireBug一択だった時代はもう過去のことです)。このためChrome拡張はテキストエディタとChromeさえあれば誰でも作成できます。

現在のところChrome拡張は、日本語での情報、サンプル及び参考にする本などが他の開発環境から比べると少ないでしょう。それでもChrome Extension TechTalkやChromium-Extensions-Japan等を通じて情報が増えることを期待しています。できれば、"初めてでないChrome拡張"みたいな本などが出てくると助かるのですが...

ライトニングトークで検索結果をTwitterで公開するLyqに関して発表がありました(一番面白かったです)。ある意味キーロガーっぽいものでしたが、なるほどと思われさました。Twwitter等のマイクロブログは手軽に発言できますが、決してその人の頭の中身を全て公開しているわけではありません。ツイート時に公開・非公開を選択しています。このため、Lyqの検索結果を公開することはこの公開・非公開の判断を無くしています。これこそマイクロブログと言うものなのかも知れません。ただし、プライバシーもあるので、この境目は難しいかも知れませんね。

私はGreasemonkeyを知ったときに"ユーザ側でわざわざ書き換えるほどのことしなくても良いのではないか"と思っていた時期がありました。ですが、Greasemonkeyを触るとあまりの自由度(自由すぎたと思う)にカルチャーショックを受けました。なぜもっと早く触らなかったのかと。

ただ、Greasemonkeyはちょっと面倒な面もありましたがChrome拡張は手軽に作成できます(セキュリティ面が厳しくなった...当たり前ですね)。このため、Javascriptを書けるものとしてはChrome拡張は非常に便利です。

使い勝手が悪いWEBサービスに文句言うよりも、Chrome拡張を使って自分に合うように改変してみると良いと思います。こんな簡単にこんなに便利になるのかと拍子抜けしますから。

最後に作ったChrome拡張をChromeで読み込むときですが、日本語名が途中にあるディレクトリからは読み込めません。仕様だと思いますが、最初わからず戸惑いました。

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