お父さん、お母さんも一安心のパソコン用フィルタリングサービス
子どもがパソコンでネットを使い始めると気になるのが、純粋な、いや、まだ、純粋であるべきだと思う自分の子どもが、「エッチな画像、動画」に触れてしまうことだろう。
私たちが子どもの時でも、空き地、ゴミ箱の上、駅の待合室などに、エッチな漫画や写真の掲載された本があり、いけないものだと思いながらも大人の目を盗んで見ていた。
もちろん、正常な成長の過程で、それらに触れていくことは、自然なことなのだが、ネットで見ることの出来る動画には、以前のそれとは比較にならないほどのインパクトがある。それは、その世界に入り込んで、出ることが出来なくなるほどの大きなものだ。
また、ネットでの「性」の世界には、お金や個人情報を盗もうとする、悪い大人の罠がしかけられていることも多い。
「一月15万円で見放題の動画サービスにお申し込みありがとうございました。 現在、キャンペーン期間につき、3日以内に振り込んでいただける場合は3万円とお得です。ぜひ、お早めに以下の口座までお振込みください。
なお、あなたのパソコンのシリアル番号とパソコンのネットアドレスは、以下の通り記録されました。、、、、」
などといったメッセージが、エッチな動画を見たパソコンに表示され、何度、消しても表示されるようになるようになることがある。
親に怒られたくない、知られたくないと考えた子どもが、友達にお金を借りてまでして払うといったことも、親の知らない間に発生している。 (一般に払う必要はない)
この、ワイセツなサイトに子どもが触れる可能性を少しでも減らすことに効果を発揮するのが
「子供向けフィルタリングサービス」
だ。 以前、
「無料のフィルタリング&ペアレンタル・コントロール~Googleを子供向けポータルにする方法(3)」
http://blogs.itmedia.co.jp/kenjiro/2008/11/windows-live-on.html
という記事を書いたが、さらに便利な有料のサービスが登場しているので紹介しておきたい。
今回紹介するのは、我が家でも中学に入った息子のために利用している「i-フィルター」である。
機能などのは、以下のサイトで詳しく説明されているので参考にして欲しい。
「i-フィルター」(デジタル・アーツ) http://www.daj.jp/cs/
我が家では、標準設定で利用していたが、息子は、Youtubeなどで、アニメなどの動画を見たり、ているため、
・動画・音楽配信
・掲示板、SNS、チャット、Webメール
・画像・動画検索エンジン
などは、フィルタリング対象からはずした。
それでも、フィルタリングでアダルトを対象にしておけば、普通のアニメ動画は見られても、ワイセツな動画はブロックされる。
(検索の一覧にも表示されない)
また、何時間も息子がネットをやっていて、妻と息子の間で喧嘩になることがあったことから、利用時間の制限も行った。
この設定は、簡単だが、有効にする方法がわかりにくい。
どこをクリックすると有効になるかがわかりにくいのだ。制限時間を入力したが、”インターネットタイマー「Off」”のOffボタンをクリックしたが、変わらない。 以下でわかりやすく説明してあるので参考にしてほしい。
http://www.daj.jp/cs/sp/if6_new/
フィルタリングに全てを委ねては、子どもの大きな可能性をなくしてしまう。また、フィルタリングで全ての危険、問題を回避できるわけではない。
「最低限の制限」を子どもと一緒に考え、試しながら、自分たちに合ったレベルに設定し、親子のコミュニケーションも大切にして欲しい。
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