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グループウエアの「1文書の使い方」で飛躍的に変る会議の進め方

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 昔は会議の度に、

・関係資料をパワポで作って(当時はワープロやだったが)

・メールで集め

・人数分印刷して

・会議室の机に置き

・議事録を誰かにとらせ

・後から参加者に議事録をメールで送る

ようなことを行っていたが、「最近はそんな余裕のある会議を行っているところはないだろう、、、」

と思っていたが、グループウエアを導入しているにも関わらず、いまだにこのようなことをやっている会社も多いのだそうだ。

 紙の無駄、時間の無駄、情報共有不足、自由闊達な議論不足、会議の結果を実際のActionに結びつける、、、などなど

を考えると、もっとグループウエアをしっかりと使って欲しいところだ。

 Lotus Notesでなくとも、今持っているグループウエアを使えば、これらは飛躍的に

 スムーズで、大切な若者たちに無駄な時間を使わせず、主催者側の工数を削減し、会議での結果、経緯などの情報を共有でき、次のアクションに結びつけ、・アクションの進捗状況の確認、アクションの結果からの学び、気づき、軌道修正、次の会議の工数削減

が可能になるのだ。

 会議の運営、進行、ファシリテート技術やWebでの遠隔会議などがあるが、それ以前の話として、もっとグループウエアを有効活用してほしい。

<グループウエアを利用した会議>

 グループウエアを有効活用した会議に重要なポイントは、

「常に一つの文書(ページ)を利用」

することだ。会議開催通知、必要な文書の収集、保管から会議の進行、議事録、Action Listまでを共有されている一つの文章で行うのだ。

 例えば、私たちの社内で実際にどのように行われているかを紹介しよう。

1.会議のアジェンダ(会議進行一覧)の作成

 組織、チームなど関係する人との共有場所(例えば組織で共有しているNotesDB)にアジェンダ(会議進行一覧)を書く。

 このアジェンダを書いた文書を「A会議文書」とここでは呼ぶ。
(例)Photo_5 

2.会議開催通知にアジェンダのリンクを入れておく

 コピペしたりせずに、「A会議文書」のリンクを入れておき、会議開催通知を受け取った人は、リンク先を見れば最新のアジェンダが確認できる。

3.アジェンダに説明資料、関係資料を貼ってもらう

 会議での説明資料や関係する資料を、印刷して持ってこさせたり、メールで収集するのではなく、会議開催通知に
「リンク先の担当部分に説明資料や関係資料を○日中に張ってください」
 と書いておき、会議で使うパワポやワープロ文書、関連する情報のリンク、メールのコピーなどを「A会議文書」上に貼ってもらう。
 社内会議なのだからきれいにまとまっている必要はない。

4.会議資料を事前に確認してもらい、意見、質問を書いておいてもらう

 先の会議開催通知に資料を「、、○日中に、、、」と書いてある。その後ろに、「○日以降に内容を確認して、意見や質問を記載お願いします」としておき、「A会議文書」への返答(コメントや子文書)として会議前までに懸案事項、質問を記載してもらう。
 これにより会議ではポイントのみ説明し、懸案事項や質問に対する回答も準備できる。

5.アジェンダを写しながら会議を行う

 会議資料は一切印刷しない(当たり前のことだが、、)。アジェンダの上に必要な説明資料の張られた「A会議文書」を映しながら会議が進められる。
 他の離れたオフィスの人がいるは、オンラインWeb会議(Sametime、LotusLive Meetingなど)で「A会議親文書」を共有する。

6.議事録は会議進行しながらアジェンダにその場で、プロジェクターで映しながら入力する

 会議が進行中の議決事項、重要な報告事項、各自のActionと担当者、納期などの議事録は、会議の進行を行うものが、プロジェクターで映し出しているアジェンダ「A会議文書」の該当部分にその場で入力していく。
 私たちの社内では、部長などの主催側やリーダークラスが入力していくことが多い。
 もし、議事録の内容に意義があれば、入力している最中にその場で言う。

7.議事録の確認は各自が必要に応じて

 通常、個人のカレンダーに会議開催通知が入っており、その中に「A会議文書」のリンクがあるので、議事録や利用した文書は、そこから容易に見ることが出来る。

8.会議で決まったActionリストに進捗を記載と状況確認

 「A会議文書」を利用した会議で、その中に今後行わなくてはならないActionList(納期、担当、アクションの内容)が書かれるが、各自そのActionの状況を随時記載する。 状況を知りたい者は「A会議文書」を見ることで常に会議で決まった状況を確認することが可能。

 会議の一つの例を紹介したが、グループウエアをちゃんと利用することで、オフィスワーカーの効率化と自由闊達なチーム作りに大きく貢献できる。もう一度使い方を見直してみてもいいのではないだろうか。

 以下、画面例

Photo_3

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