子供用のお勧め本サイトと公共図書館サイトの活用~ネットで本が好きになる(3)
「3歳から12歳までのお父さん業で重要だったこと」「本の読み聞かせの効果と本の選択」で、お父さんによる「本の週末読み聞かせ」の重要性と注意事項を書いたが、
今回は、本の選択と調達に関して、子供達にとって安全で、より時間とお金を有効に活用できるネットの使い方を紹介する。
①評判の良い本を知る
基本的には子供が読んで欲しい本を読んであげればいいのだが、最初は子供も自分の読みたい本がわかりらないし、新たに興味分野を広げられるために、定期的に違った本を薦めてみたいものだ。
最近話題の本や、売れ筋本などをネットで定期的に見てみるといいだろう。
そして、子供がパソコンを使えるようになったら、もちろん自分で見られるようにしてあげてほしい。
子供が自分で、
どんな本をお父さんに読んでもらいたいかを探し、考えることは、子供の知的好奇心を刺激し、本を好きになることの第一歩だ。
本を選ぶ上での私のお勧めサイトは以下である。大人も読みたくなる本も数多く用意されているので参考にしてほしい。
○JUNKUDO BOOK WEBベストセラー児童書(ジュンク堂書店)
本当は平日に子供達が近くの本屋や図書館に行って、自分で選んで来るのが最も良いのだが、子供が平日に一人で安全に行ける図書館や本屋が近くになかったり、子供向けの本の種類が充実していなかったりといった環境の方が多いだろう。
また、本への投資は惜しまないとはいえ、全部本屋で買っていてはお金がいくらあっても足らない。
こんな場合「ネットなら安心してゆっくり」して本を選べる。
②本が好きになる子供向サイト
「Yahoo!きっず」は子供向けコンテンツが非常に充実している。以下は、その中の本と読み物に関するWebサイト一覧である。 これらの一覧を選ぶと、子供用の本にまつわる背景などがわかる。 子供が本を好きになるきっかけになるだろう。
③ネットで市内の図書館の本を調べて予約
地元の公共図書館では、ネットから本の検索、予約が出来るようになっているのだが、以外に知らない人が多い。ぜひ、試してほしい。
a. 図書館を探す
Yahoo, goo, Googleなどで「浦安市 図書館」のように、自分の住んでいる市区町村名+”図書館”と入れて検索してみよう。市内のの図書館のホームページが出てくるはずだ。
b. 図書館で本を探して予約
多くの公共図書館がインターネットで蔵書を検索して、予約できるサービスを行っている。 図書館のホームページの中に「本の検索」「予約」というものがあるはずだ。そこを選んでみよう。
通常、本の分類、タイトルから検索できるようになっており、検索の結果、
・現在の蔵書(図書館内に存在している本)している本
・その本が、どの図書館(市内にいくつかある、どの図書館、分館)に置いてあるか
・それぞれの本を貸し出し中なのか、棚にあるか
などが確認できる。 そして、本の予約や本がない場合にはリクエストが出来るところも増えている。
予約しておいて、週末には子供達と一緒に、図書館へ行って、図書館で新たに見つけた本と共に数冊の本を持って帰ってこよう。子供達に「早く寝なさい」と言わなくとも、お父さんに本を読んでもらいたくて、早めに布団にいくはずだ。
④図書館にないものは、ネット書店で予約
幼稚園、小学校低学年の間は大半の本は図書館のものでまかなうことができるが、徐々に、それでは足らなくなってくる。
小学校3、4年生になったら、自分の本をネットで選ばせるようにしよう。 ①で紹介したサイトのいくつかを子供に提供しておき、そこから選ばせるようにして、お父さんが平日のうちにネットで注文しておけば、週末までには届くはずだ。
子供の本も大人の本を注文するところと同じところにしておいて、一緒に頼むようにしておけば、送料もかからなくなるのでおすすめだ。
○Yahoo!ショッピング 本 http://shopping.yahoo.co.jp/category/11820/recommend
○セブンアンドワイ http://www.7andy.jp/books/child/
○gooショッピング書籍 http://shope.goo.ne.jp/se/goods_search/00297/
○楽天 本・雑誌・コミック http://directory.rakuten.co.jp/rms/sd/directory/vc/s1tz208866/
<最後に>
本の読み聞かせは、非常に多くのものを子供と親に提供してくれる。ぜひ、沢山の本を読んであげて欲しい。そして、子供が読み聞かせを受けつけなくなったら、本が好きが継続するように、その子が喜びそうな本をリビングのテーブルの上などにさりげなく置いておくようにするといいだろう。 パラパラっと本を見て興味を持てば、また、読書をはじめるはずだ。