オルタナティブ・ブログが3歳。この3年で最大の人気記事は、、、、
オルタナティブ・ブログが3歳になったそうだ。 ロータス時代の私の上司が、@ITを作ると言って、ロータスから出て行き、マークシティなんていうハイカラなビルにはいったときには
「1年以内に潰れるだろう。 だいたい、インターネットのマガジンを無料で出してビジネスが成り立つはずが無い」
と思っていた。
また、IT mediaはパソコンマニアとソフトウエア開発技術者がみるものだと思っていた。 仮にメールマガジンのリンクか何かでIT mediaや、このブログサイトが、「うっかり」表示されてしまうことはあったのだろうが、見る気もなかった。
しかし、そのインターネット・マガジンにブロガーが集まって、ただで情報発信をするようになって3年も経ったことになる。
お金にもならないブログをIT mediaに書く人たちなんているはずない、いるとすれば、よっぽど暇な人たちだろう思っていたが、なんと、そんな暇な人たちが160人も参加している。 さらに驚いたことに、その中の一人に私が入っているのだ。
いやはや、世の中、何が起こるかわからない。
ここでブログを書き始めて、半年ほど経って(つまり、1年前)「はてなブックマーク」というものがあることを、吉川さんのブログで知った。 ブロガー達が「はてブ~!」(なんというふざけた略称だろう)と呼んで恐れるそれの数は、人気の指標であり、そこに書かれるコメントはなんとも頭にくる、、、じゃなかった、勉強になるものだということがわかった。
<オルタナティブ・ブログ最大のはてブ記事は、、、>
オルタナティブ・ブログが出来て、この3年でもっとも人気のあった記事がなんなの
かを見てみると、No.1は、、、、
「デスクトップの生産性を上げる10のツール - 発想七日!458 users」(2005年12月19日:堀内 浩二さん) http://b.hatena.ne.jp/entry/http://blogs.itmedia.co.jp/koji/2005/12/10_fd94.html?ref=rssall
である。 ここ3年で最大で、もう、2年半もこれを超える記事は出てきていない。
さらに、コメントに辛らつなものがないことからも、この記事がいかに素晴らしいかがわかる。
私もいつかは、この記事をちゃんと読んで、実践しようと思っているが、常に「あとで読む」状態である。 まだ、当分この記事のお世話にならなくてはならない。
<オルタナティブ・ブログ3年間の人気TOP50記事>
この3年を振り返る意味で、3年間の人気TOP50記事を見てみよう。
実は、アクセス数とはてブ数の関係はいまひとつ一致しないようだが、もう一度読もうと思うものがブックマークされていると考えれば、今読んでも面白い記事が入っていると入れるのではないだろうか。 ぜひ、3年を振り返りながら見てほしい。
http://b.hatena.ne.jp/entrylist?url=http%3A%2F%2Fblogs.itmedia.co.jp%2F&sort=count
これだけ見ると、私もまんざら悪くはないかと思える。 辛いときに自己満足に浸れるのが、このTOP50リストだ。
<私にとってのオルタナティブ・ブログ>
お恥ずかしい話しだが、1年半前に、ここのブロガーになるまでは、「ブログ」ってやつを書いたことも、見たこともなかった。 本当に見たことがなかった。
Web2.0関連の本が出ていたのだが、読んだこともなかった。
Yahooの検索や楽天で買い物はしていたが、
ミクシー、SNS、はてな、RSS(なんかのレーシングモデル)、Google(Gooのことだと思ってた)というのは、聞いたことはあったかも?
というレベルで、何のことだかは知らなかった。
しかし、Web2.0とSaaSのビジネスの立ち上げをしなくてはならなくなったことから、思い切ってブロガーをやってみることにしたのが、オリタナティブ・ブロガーになったきっかけだ。
とにかくNotesに比べて、使いにくいエディターで、「なぜ、これが話題になるんだろう」というのが、ブログを書き始めたときの感想だ。
だから、私のようにITに深く関わりながらも、あくまでビジネスの道具としてのITとしてでしか知らないような「IT業界のIT初心者の大人」をターゲットに記事を書いてきた。 1週間に1投稿を最低限の自分のノルマにして、ブログってやつが廃れるまでは、このオルタナティブ・ブログだけでブログを書いていきたい。
そして、いつかは、堀内さんを越える「はてブ」数を稼いでみたいものだ。
IT mediaさん、そのときまでお付き合い願いたい。
さて、今日は18時からオルタナティブ・ブログのブロガーMeetingだ。がんがん飲んで、新たなネタを仕入れてきたい。 皆様お楽しみに。