Trump大統領の経費削減策の直接影響が
関税が導入されたら勤務先に影響出るのは間違いないですが、今日は個人的な影響の話。先々週にVoice of America (VOA)が実質的に閉鎖されていました。直後には気づかず、後から変と思って調べたら、VOA DirectorのMichael Abramowitz氏がLinkedInに文章を書いていました。
本当に突然だったようです。検索したら、BBCやReutersの記事はありましたが、日本のメディアからは気づきませんでした。
ゆっくりかつ限定された単語でニュース、時事の話題やアメリカの歴史などを流す、Learning Englishと言うPodcastを毎朝の通勤時に10年以上聞いていました。僕のしょぼい英語力にはちょうど聞きやすく、しょぼさを維持するには役立っていたと思います。また、日本ではあまり流れない各国の話題もあって気に入っていました。このPodcastも先々週から土曜日から無音が配信されています。今までも前の番組の数秒程度が混ざっているような緩やかな配信でしたが、元の音源がなくとも無音で配信されてしまうくらい、突然の閉鎖のようです。
VOAは、アメリカ国外にアメリカ文化や自由等の価値を伝えており、まさに海外に偉大なアメリカを伝導していたと思います。国外向けが主なので、閉鎖されてしまったのでしょうか。
大統領やMusk氏が考える偉大なアメリカは何でしょう。僕がアメリカ国籍でも白人でもないためかもしれませんが、単にリベラルな考えを潰しているだけのようにも見えます。国家運営や国際関係は、単なる会社経営より遥かに複雑なはず。国民から見た偉大ですらたくさんあるでしょうし、研究予算を大幅にカットしているのも、偉大の裏付けの一つを切っているようにしか見えません。
さて、先週末に変化があり、Abramowitz氏が訴訟を起こしたそうです。また、他のメンバーも訴訟しているとか。それが影響したのかどうか、現地の27日付の配信から音声が入っていますが、前半のニュース的な項目含めて、過去の使い回しの模様。状況を見守ります。