オルタナティブ・ブログ > けんじろう と コラボろう! >

ビジネスとお父さん業のスキルを向上するIT活用術

ぎっくり腰の味方! リアルタイムコラボレーション!

»

 10日の朝、腰の激痛で目が覚めた。激痛で寝返りさえ出来ない状態であった。 何とか四つん這いになっても、そこから動けず、痛みに耐えて苦労してイスに座っても、痛みで維持できない。 妻に支えられても、妻を思わず殴りたくなるほど(殴られたことはあっても、殴ったことは無いが)の激痛である。 午前の会議をキャンセルして何とか病院に行ったが、6時に起床してから車で15分ほどの病院に行くまでに4時間を費やした。
 しかし、ビジネスは待ってくれない。午後の2時間の社内会議のためにWeb会議(PCのインターネットで資料などを決められたメンバーでリアルタイムに共有やチャットをしながら行うもの)を設定する。 1

 リアルタイムWeb会議はLotus Sametimeというソフトを利用しているが、日本アイ・ビー・エム社内には、社内会議用に承認を受けて利用する音声、ビデオ、プレゼンの共有ベースで利用するものと(社長の念頭挨拶や事業部レベルの定例会議などにも利用)、社内・外部のお客様に限らず承認不要ですぐに利用できるアプリケーション共有(プレゼンやパソコンの任意のウインドウ)&チャットベースで遠隔会議が出来るものがあるが、社内会議なので前者を設定。

<社内会議と社内の研修へのリアルタイムWeb会議での参加>
 社内会議では、メンバーがプレゼンやノーツDBなどを映し(共有し)ながら説明し、議論を行い修正した資料をメールを使わずにファイル転送して直接送るなどして最終結果と

議事録をノーツに貼って無事終了となった。
 私はマットレスの上に仰向けに横たわり両膝を立てて、両膝にノートPCを立てかけている状態で参加した。 多少苦しいが、座っていてはせいぜい15分程度しかもたないがこれなら2時間の会議をこなすことが可能だった。
 翌日(11日)の午前中も社内の営業向け研修があったが、これも同様にこなす。

<初訪問のお客様とのリアルタイムWeb会議>
 問題は11日午後の企業内SNSの件で初訪問するお客様へのアポイントメントである。キャンセルするかどうか迷ったが、最低限の情報提供しコミュニケーションをとることでお客様と話がつき、これは、前述の後者のリアルタイムWeb会議にて訪問説明の代わりとすることにした。
 お客様とIBM側は私以外に箱崎から2名が参加する形で遠隔会議をセットし、お客様にはWeb会議と電話会議(テレコン)のURLなどの情報をメールで送り、全員がそこにログインする形でプレゼン、質疑応答を行った。 さすがに寝転がっての説明では失礼にあたるので、イスに座って体を固定して開始。 最初、なかなかWeb会議の画面が開かないなど戸惑うところもあったようだが、結果としては私がプレゼンテーションをWeb会議で見せながら説明し、質問に関しては該当するWebサイトのコンテンツなどを映しながら回答することが出来た。

Bookmark_3   お客様の質問の対する該当コンテンツを素早く探すために、ソーシャルブックマークが有効に利用できた。
 顔を合わせてのようには効果的ではないが、訪問をキャンセルすることを考えれば代替策としては十分であったように思う。
 これからも、お客様やパートナー様との急な会議では有効に活用していけることが実感できた。 何よりぎっくり腰のリカバリーで思わぬ体験が出来、満足している。(ちょっと言い訳がましいが)

Comment(0)