漫画『ガラスの仮面』の青木麗と速水真澄は、iPhoneユーザー!?
はじめに
ガラスの仮面のファンの方には嬉しいニュースが飛び込みました。連載が「別冊 花とゆめ」8月号から休載になったのでもしや新刊の準備か!? と期待していたのですが、予想通りの展開になるようです。
参考:やっぱり面白さ追求!「ガラスの仮面」名台詞カルタは"読み札CD"付!! 今秋、新刊と同時発売 2012年6月23日 07:00
新刊が「名台詞かるた」とともに2012年秋発売になるならば......。ということで、半年ぶりに漫画『ガラスの仮面』シリーズを、しかも連投で書きたいと思います。今日は10作目「枠役が使っているスマートフォンについて」、11作目は「速水真澄と北島マヤの関係性の暗示するあるもの」について記事を公開したいと思います。
『ガラスの仮面』のあらすじはWikipediaのものが一番わかりやすいのでオススメです。
参考:ガラスの仮面 (Wikipedia)
※以下のページの「あらすじ」の項目をご参照下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E4%BB%AE%E9%9D%A2
今回の記事も物語の結末や核心となる部分に触れています。この記事は「『ガラスの仮面』のネタバレになっている記事でもかまわない」という方を対象にしていますのでご注意ください。
『ガラスの仮面』にスマートフォン・ブームが到来か!?
青木麗までスマートフォン!
先日、ガラスの仮面のサイトを検索した所、ファンのかたのブログで衝撃的な事実を知りました。「『別冊 花とゆめ』7月号で、劇団つきかげの劇団員・青木麗がスマートフォンを使って水無月さやかと話している」と。
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青木麗は北島マヤの同居人で、劇団つきかげの劇団員です。宝塚の男役のように美形な彼女なので、美男子と間違えられることがしばしば。脇役キャラまでスマートフォンを使っているという事実が衝撃的でした。
掲載誌を確認しました所、昭和のレトロさが満載のアパートの室内で確かに青木麗が黒系のスマートフォンを使用していました。最初の一コマは黒いベタ塗り。後のコマは濃い色のスクリーントーンでした。
しかも、スマートフォン下部にあるボタンは、丸いボタンが1つ。以下の画像の、右側の部分に類似しているように見えました。
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そして、画面上部に長方形らしき領域があり、その下に正方形が積み重なったような列があります。更に下には正方形に近いアイコンが縦4個、横3個が並んでいて、最下部に長方形の領域があります。
アプリのアイコンの配列はiPhoneよりもAndroid携帯に近いようにも見えますが、はっきり描かれていないので判断に迷います。WindowsPhoneだと縦3列横2列と長方形に見えます。このモデルでは無さそうに見えます。
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Android携帯やWindows Phoneのボタンは、丸いボタン1つだけはないと推察されるます。青木麗のスマートフォンはiPhone黒モデルをモデルに描画された可能性があります。
会社名表記について
漫画『ガラスの仮面』には、実在の家電メーカーの名前をもじった会社名表記が多数あります。美内すずえ先生の2012年5月のトークショーに参加した際、「長期連載になってしまったのでなるべくトレンドは取り入れないようにしています。
ただし、マヤたちが黒電話やテレフォンカードを使って公衆電話から電話するのは、不自然になってしまいました。携帯電話だけは取り入れざるを得なかった」という内容をお話されていました。特定の会社名がわかるようにはっきり書き込んでしまうことはタイアップでない場合、差支えがあるのかもしれません。
巨人の星とauのCMのように公式タイアップしていれば別ですが、そうでない場合は実在するものと微妙に違うように描画されているのは自然と考えられます。
※ちなみに昔、漫画『ガラスの仮面』の中に、『スケバン刑事』の神恭一郎が速水真澄の電話相手として登場したことがあります。北島マヤが二人の王女のオーディションを受けている時でしたので、単行本だと22巻か23巻ではないでしょうか?
これは美内すずえ先生と和田慎二先生が、友人関係だったためだそうです。2人で相談してお互いの原稿に速水真澄と神恭一郎が登場したとのこと。2人は大学時代の学友という設定でした。
青木麗と通話している水無月さやか(劇団つきかげ・劇団員)の携帯電話は、が細長くて折り曲げられる形式でした。したがっていわゆるガラパゴス携帯を使用しているようです。特に色がついていないので白もしくは薄い色の携帯のようです。
速水真澄の新しいスマートフォンはiPhoneホワイトモデル!?
青木麗のスマートフォンがもしiPhoneをモデルにしたとするならば、単行本48巻で登場した速水真澄の白いスマートフォンは、iPhoneホワイトモデルかもしれません。ガラスの仮面シリーズの1つ前の記事で、私が
48巻の白いスマートフォンでは左に長い長方形のボタン、右に正方形に近い四角のボタンがあるように見えます。
http://blogs.itmedia.co.jp/kataoka/2012/02/-it---5ffe.html より引用
と書きました。
しかし、私がボタンだと思ったのは、iPhoneの上部の通話用スピーカーとインカメラのことなのかもしれません。漫画内では詳細な描写がなかったので推測をしてしまいましたが、単行本48巻を見なおしてみると速水真澄がボタンのあたりを持ってテーブルにスマートフォンを置いている、と考えるほうが妥当でした。
※PIXTAで購入したイメージ画像です。
そうだとしたら、丸いボタンが手で隠れて見えなかっただけかもしれません。速水真澄の新しい白いスマートフォンのモデルは、iPhoneのホワイトモデルかもしれないと考えたほうがよさそうです。私が1つ前の記事で取り違いをしたかもしれません。恐れ入ります。
速水真澄のスマートフォン、Android携帯からまさかのiPhoneホワイトモデルなのでしょうか? スマートフォンを読み解く裏の楽しみが増えました。
>>漫画『ガラスの仮面』の「雨」が物語る北島マヤと速水真澄の未来・前編につづく
注 特に記載のない写真画像はG-toolsで取得したAmazonのアフィリエイト画像です。どうぞ、よろしくお願い致します。
編集履歴:2012.6.30 18:48頃、冒頭の明日の削除とハミル氏のスマートフォンについての記載を一部削除しました。2012.6.30 23:47頃、G-toolsの写真画像を中のものに入れ替えました。2012.7.1 11:30頃、Windows Phoneのアイコンの部分で誤字の修正と長方形を追加しました。2012.7.2 0:44頃、誤字を修正しました。2012.7.4 19:25 冒頭にガラスの仮面のあらすじへのリンクを追加しました。2012.7.5 1:13 題名を「漫画『ガラスの仮面』にまさかのスマートフォン!-ピーター・ハミル 幻のスマフォとは+青木麗と速水真澄はあのスマフォ!? -」から漫画『ガラスの仮面』にまさかのスマートフォン!-青木麗と速水真澄はiPhoneユーザー!? ピーター・ハミルの幻のスマフォとは -2012.7.22 21:21 「ピーター・ハミル 幻のスマフォ」をパブー版に移動しました。2013.4.9 17:43 iPhoneの画像を追加しました。同日19:34 改行の位置を変えました。2013.12.20 22:35 見出し「会社名表記について」を追加しました。2014.4.30 15:21 題名から「漫画『ガラスの仮面』にまさかのスマートフォン!-」と-を削除しました。2015.4.14 21:25 題名に「漫画『ガラスの仮面』の」と読点を追加。「ったので、」→「いました。」、「ないので、」→「ません。」、「が」→「は」、「なので」→「この」、「ので、」→「ます」に修正。「は」、「なので私も慌ててAmazonで注文しました。」を削除。