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明日発売となるhtc EVO WiMAX(ISW11HT)の1週間貸出を終え、テザリング中のバッテリーの持ち具合などと総まとめ

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Htc_evo_wimax_tetheringbattery 昨日にKDDIから、『htc EVO WiMAX(ISW11HT)』の明日(2011年4月15日)からの発売が正式発表されました。

また、auショップから昨日までの1週間お借りした『htc EVO WiMAX(ISW11HT)』でしたが、最後に何を検証しようかと考えていたところ、Bluetoothキーボード対応の質問を前回ブログへのコメントとして頂き、オルタナブロガー てくてくテクネコ・加藤和幸さん(昨日のブログ「【WiMAX】無線ルータWM3300Rがシュぽぽぽぽ~ん」にてEVO購入しそうな勢いになっています) からTwitter経由でテザリング中のバッテリー持ち時間の検証についてリクエストを頂きましたので、これらについてと、総まとめを一気に。

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1.価格について

◆〈お知らせ〉 auのAndroid搭載スマートフォン「HTC EVO WiMAX ISW11HT」の販売開始について
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2011/0413a/index.html

auショップに返却に行った際、販売価格を確認すると、新規68,250円・MNP57,750円とのことでした。 この価格から毎月割(パケット通信料定額サービスのISフラットまたあダブル定額に加入する条件で、毎月の利用料金から一定額を最大24ヶ月間の割り引きする料金割引方法)を控除した実質価格は、

  • 新規
    端末価格 68,250円 - 毎月割 2,000円 x 24カ月 = 20,250円
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  • MNP
    端末価格 57,750円 - 毎月割 1,500円 x 24か月 = 21,750円

auショップでは、今のところ、新規でもMNPでも実質価格に大差はないですね。

ヨドバシ、ビックなどの量販店やアキバ価格のチェックも必要かとは思いますが、ちなみに、ドスパラなら、

ご予約受付中【Au EVO】ドスパラなら実質0円さらにキャッシュバックも
http://shop.dospara.co.jp/pc/smt/entry/65668

Evo_dospara

アキバ系ショップなどではよくあることですが、MNPなら、なんと実質0円かつ5,000円のキャッシュバックまでついてくるという太っ腹です。 これが、発売開始から2~3ヵ月経つと・・・

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Reudo 2.Bluetooth キーボードとの接続

昨日にブログコメントでリクエストを頂いたのですが、借りてスグに大概のAndroid端末ではこのBluetoothキーボードの接続可否をチェックしています。

今回も、リュウド社 RBK-2100BTJ Rboard for KeitaiでのHIDプロファイルでの接続、およびエレコム社 TK-FBP017BKでのHIDプロファイルおよびSPPプロファイルでの接続です。

結論としましては、残念なことに、使える状況ではありませんでした。

しかーし、ペアリングが完了し非接続状態となることまでは確認しているので、各社並びにBluetoothキーボード用AndroidアプリのBlueKeyboardが対応を進めることで使える状態になるのではないかと期待しています。

※BlueKeyboard(開発者様は、4月26日開催の勝手にAndroidオフ!にご参加頂く予定です)は、リュウド社の動作実績での使用アプリとしても紹介されています。
 → http://www.reudo.co.jp/rboardk/bt_kb/android.html

 BlueKeyboard → http://sotolog.net/bluekeyboardjp/ 

Evomarket このチェックを借りた初日か2日目に行っているのですが、Androidマーケットで、使えそうなアプリが表示されない状態でした。

昨日も念のためと思ったのですが、やはりいくつものアプリが表示されない状態でした。

製品前のデモ機などでは、マーケットからダウンロードできない(表示されない)ことがしばしありますが、まさにそのような状態でした。

また、右のスクリーンショットのように、Androidマーケットに通常は「マイアプリ」となるタブ位置が電話アイコンの「au」タブができていたりするので、もっと使える状態だと(例えばATOKなども)、もっと検証できたのですが、惜しいところです。

このキャリアアイコンにより、「マイアプリ」へのアクセスが設定メニューからの管理用インターフェイスのみになったかと思うのですが、はっきり言うと使いにくいです。

キャリアボタンは別に設置して欲しいところです。

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3. テザリング中のバッテリー消耗度チェック

以前に、日本通信IDEOS単体で、Radikoの連続稼働チェックを行いましたが、今回は、EVOのテザリングをオン・Bluetooth・Wi-Fiなど不要な通信オフ、テザリングのアクセスポイントに接続する端末をXperia arcで動作するRadikoによるインターエフエム(Inter FM)の視聴という単純なものです。

Batterysnap_20110413_1717

Battery Snapによる時系列のバッテリー残量データグラフです。

保存したCSVファイル → export-20110413-171735.csvをダウンロード

このCSVからEccelで再度グラフ化して、

Htc_evo_wimax_batterygrapfh

概ね4時間10分ほどの連続かどうが確認できました。

通常の通勤時間レベルならば往復OKでしょうし、予備バッテリーが1つ付属しているので、フル充電x2バッテリーあれば、8時間稼働ということになるかと思います。

もちろん、Radikoなんかじゃ消費電力少ないと、ということもあるかもしれませんが、1つの指標にはなるかと思います。

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4. 総まとめ

1週間という限られた時間でしたが、EVOの良さを感じることが多かったと思います。

◆お勧めの点

  1. 大手キャリアでの公式テザリングサポート
  2. WiMAXエリアでの高速通信+地下などでのau3G網で利用可能エリアも満足
  3. 大画面でタブレットが不要に

◆惜しいと思った点(製品版ではないので今後に状況が変わるかもしれませんが)

  1. 重い・厚い(170g ・13.8mm) ・・・MEDIASとarcに慣れた身として
  2. 予備バッテリーの充電器が付属していない ・・・本体抜き差しでの充電は
  3. せっかくの4.3インチ液晶で800x480という解像度 ・・・欲を言えばもう少し上で

まとめとして、ポータブルWi-FiルータとAndroid端末の両方を持ち歩くことを考えると、総重量はEVO1台のほうが軽いということで、ガラケー機能を望まないユーザで、複数のWi-Fi端末を高速に使いたい人にとって、このhtc EVO WiMAXは、最良の選択肢となるのではないかと思いました。

明日の発売開始ということで、即買いもよし、近隣の量販店の価格動向を見極めての購入もよし、欲しい時が買い時ということで、購買意欲の高まる1台でした。

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◆製品情報

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