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「誰かが教えてくれることを信じるのではなく、自分で考えて行動する」ためには、矛盾だらけの「現実」をありのままに把握することから始めるリアリスト思考が欠かせません。「考える・書く力」の研修を手がける開米瑞浩が、現実の社会問題を相手にリアリスト思考を実践してゆくブログです。

地震サバイバル情報多国語翻訳ボランティアを必要としています

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こんにちは、読解力図解力研修屋さんの開米瑞浩です。
しばらくご無沙汰しましたが。私自身は地震の影響は特になく無事にしています。

今日はその地震に関連して、「地震サバイバル情報多国語翻訳プロジェクト」
のお知らせのためにこれを書いています。

■「地震サバイバル情報多国語翻訳プロジェクト」とは何か!

文字通り、今回の地震にともなって必要となるさまざまな生活支援情報を
日本に住む外国語話者の方に届けるために翻訳しよう! という話。

まずはこちらをみていただくと手っ取り早いのですが

(1)多言語災害情報ツイートまとめサイト(のスクリーンショット)
  多言語災害情報ツイートまとめサイト(←本体。ただし外国人のかた優先。サーバ負荷を減らすため、日本語が分かる方のアクセスはご遠慮ください)
  (スクリーンショットのほうはただの画像ですのでいくら見ても大丈夫です。イメージをつかんでもらうために載せてあります。
   サイト本体のほうはアクセス負荷が増えると重くなるので日本語が分かる方は見ないでください)

    その他の日本地震多国語情報まとめサイト
    Twitter Information Symmary,2011-03-11 Japanese Earthquake and Tsunami

    Japan earthquake how to protect yourself-[Multilingual]guide (in 27 languages)

たとえば上記(1)は、twitterからハッシュタグで各国語ごとに情報を切り分けて
表示してくれるサイトです。

これができるのは、地震関連の情報を日本語→各国語に翻訳して、
各国語ごとのハッシュタグをつけて流してくれるボランティアさんが
いるからなんです。

これは地震発生後の土日の間に twitter 上で自然発生的に生まれたプロジェクトで、
プロジェクトの提唱者 @motoik 氏、ロシア語担当 @sasha0425 氏の両氏が
牽引して、まとめサイト運営 @donuzium 氏 @antbear_creates 氏他、翻訳
ボランティア各位の協力で成り立っています。

というわけでささやかながら私も少し仕事しました。
プロジェクトのイメージをつかみやすいように概要図を書きました。

(2)日本地震サバイバル情報多国語翻訳プロジェクト概要図


↑こちらを見ていただくとイメージがつかめると思いますが、
twitter を経由して一次情報発信者と翻訳者と外国語話者の間を結びつけ、
日本語がわからなくても必要な情報が得られるようにしよう、というもの。

このためには翻訳者その他いろいろな人の手が必要ですので、
そのための協力依頼まとめを @marianna_ave さんが作っています。

(3)日本地震多国語対応まとめの協力依頼


そんなわけで、

  日本語から各国語への翻訳が可能な方 (言語力必要)
  翻訳された情報から「まとめ」を作ってくれる方 (言語力不要)

等のボランティアを必要としています。

といっても具体的に何をすればいいのか、すぐには要領がつかめない
とは思いますので、協力できるかもしれない、と思った方はぜひ
上記(2)(3)のリンク先を読んでください。

実際現在進行中の「各国語対応まとめ」の例がこちら

韓国語  http://togetter.com/li/110972
スペイン語  http://togetter.com/li/110777


日本語が苦手な外国語話者のために、力を持ち寄ってください。

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