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【図解】コレ1枚でわかる自己教師あり学習

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トランスフォーマー・モデルの訓練は、「教師あり学習」で行われます。そのためには、大量の「教師ありデータ(正解付きのデータ)」が必要となります。しかし、その準備には膨大な労力と時間と必要であり、コストもかかります。そこで、収集した文章データから「教師ありデータ」を自動的に生成する方法が考案されました。それが、「自己教師あり学習」を応用した方法です。

ステップ1: テキストの準備

例えば、次の文章を用意します。

「日本の首都は東京です」

ステップ2: 単語を取り除く

文章中からランダムに選んだ単語を取り除きます。

「日本の首都は[  ]です」

ステップ3: モデルによる予測

取り除かれた単語"[  ]"が何かを予測しようとします。この例では"東京"を正しく予測することが目標です。モデルは、入力された文の残りの部分から文脈の手がかりを頼りに、"[  ]"の位置に最も適切な単語を予測します。

ステップ4:モデルの予測能力を改善

モデルが"[  ]"の位置にあるべき単語を予測した後、実際の正解の単語(この場合は"東京")と比較します。そして、正しい結果を得られるようにモデルを修正、改善します。

ステップ5: 反復学習

上記のステップを大量に繰り返して、どのような文章でも正しく回答できるように訓練します。結果として、モデルは文脈に基づいた単語の予測と豊富な表現を獲得し、言語理解の能力を向上させることができます。

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