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【図解】コレ1枚でわかるAIにできることと人間に求められる能力

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ランチに行くために、Googleの検索ボックスに次のように入力しました。

「近所の美味しいカレー屋さん」

ただちにおすすめの「カレー屋さん」一覧が表示されます。口コミや金額を確かめて、これから行くカレー屋さんを決める人も多いのではないでしょうか。では、次のような質問にGoogleは、どのように答えてくれるでしょうか。

「何を質問すればいいのかわからないので、教えてください」

すると、就職面接のテクニックが表示されました。そんなことを聞きたいわけではありません。このことからも分かるように、こちらの意図や意味を解釈したのではなく、使われている単語に関連した検索結果が表示されただけです。

AIにできることも、これとよく似ています。何を知りたいのか、何を解決したいのかを決め、具体的な指示や命令を与えなければ欲しい答えは得られません。

AIが問いや問題を作ることは出来ませんが、与えられた問いや問題には人間よりも賢く答えられる可能性は高いでしょう。例えば、「レントゲン写真から癌の病巣を見つけたい」という問いに、人間以上の精度とスピードで癌を識別できるAIはもはや実現しています。他にも、故障の原因を診断する、感染症の発生傾向を予測するなど、これまでは人間の知識や経験に頼っていたことが、AIでできるようになりました。生成AIの登場により、創造的なコンテンツの生成までできるようになり、その利用範囲は今後も拡がってゆくでしょう。

そんな時代に人間に求められる能力は、「問いや問題を作る能力」、「AIを使いこなす能力」、「結果を解釈し活用する能力」などです。

「マシンは答えに特化し、人間はよりよい質問を長期的に生みだすことに力を傾けるべきだ。」

"これからインターネットに起こる『不可避な12の出来事』(インプレスR&D/2016"の中で、ケビン・ケリーが述べた言葉です。

私たち人間は、問いや問題を作る能力を磨き、答えは機械に任せる。その結果を使って、実行して検証し、再び新たな問を生みだすのです。このやり取りを高頻度で回すことで、よりよいものを生みだし、人間もまた知性を磨くことができます。人間とAIは、そんな関係を築いてゆくことになるのでしょう。

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社会人として必要なITの常識を学び、ITに関わることのやり甲斐を考える

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そんな彼らに、いまのITの常識をわかりやすく、体系的に解説し、これから取り組む自分の仕事に自信とやり甲斐を持ってもらおうと企画しました。

お客様の話していることが分かる、社内の議論についてゆける、仕事が楽しくなる。そんな自信を手にして下さい。

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これからの営業の役割や仕事の進め方を学び、磨くべきスキルを考える

ChatGPTの登場により、ビジネス環境が大きく変わってしまいました。もはや、お客様からの要望や期待に応えて、迅速に対応するだけでは、営業は務まりません。お客様の良き相談相手、あるいは教師となって、お客様の要望や期待を引き出すことが、これからの営業には求められています。

AIやテクノロジーに任せるべきことはしっかりと任せ、人間の営業として何をすべきか、そのためにいかなる知識やスキルを身につけるべきなのか。そんな、これからの営業の基本を学びます。また、営業という仕事のやり甲斐や醍醐味についても、考えてもらえる機会を提供致します。

神社の杜のワーキング・プレイス 8MATO

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八ヶ岳南麓・山梨県北杜市大泉町、標高1000mの広葉樹の森の中にコワーキングプレイスがオープンしました。WiFiや電源、文房具類など、働くための機材や備品、お茶やコーヒー、お茶菓子などを用意してお待ちしています。

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