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神社の杜のワーキング・プレイス 8MATO いまできる準備 着々と!

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この時期ですから、都会からリゾートワークを目当てに八ヶ岳に来る人は、ほとんどいませんし、地元での知名度もまだまだ低く、利用者はさっぱりの8MATOですが、それでもオープンした以上は、いつお越しいただいてもいいように、しっかり営業しています。

そんな中、ありがたいことに、都会からわざわざ来てくれる人たちも多く、本当にありがたいことです。先日も、長坂まで列車で来て、そこから1時間以上歩いてきましたという強者が、来てくれました。そして、8MATOの定時まで、しっかりとお仕事され、また歩いて駅まで降りて行かれました。いやはや、頭が下がります。

ほかにも、SI事業者で働く営業さんや商社マン、マーケターなどの皆さんも、来てくれました。中には、2回目の訪問で、友人を連れて来てくれてきた人もいます。こういう人たちが、増えていくように、しっかりとオモテナシさせて頂きます。

ところで、そんな皆さんに、お腹も満たして頂こうと、ランチの「牛すじカレー」を用意しました。これが、絶品なんですよ。8MATOのスタッフである元居酒屋の女将さんとやはりスタッフの料理研究家が、一緒に考えて作ってくれました。牛肉の旨味がタマネギの甘みと絶妙に混じり合い、しっかりとしたスパイスがピリッと味を引き締めています。これは、8MATOに来たら是非食べてください。名物ランチになること間違えなしです。

また、腸活アドバイザーもスタッフにいらっしゃいますので、添加物ナシ、発酵食品などを駆使したランチ、地元の食材を使った食事なども、これから用意していくつもりです。

これから季節も良くなり、利用者が増えてきたときに、仕事や勉強に集中して頂けるように、そして、そのお腹も満たして頂けるように、着実に準備を進めています。

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ほかにも、いまだからこそできる準備も怠ってはいません。そのひとつが、薪の準備です。8MATOを作るに当たって伐採した木は、その多くを、この建物の建材として使用しています。そこで使えない材木については、薪の原木として残してもらいました。大半は小楢ですが、桜や栗なども混じっています。

その丸太を薪の長さに揃えて切ります。これを「玉切り」と言います。8MATOでは40cmに揃えていますが、使う薪ストーブの大きさに合わせて長さを揃えなくてはなりません。できるだけ長くした方が、玉切りの効率もいいのですが、長すぎれば薪ストーブに入りません。短じかすぎれば効率が悪く、これをしっかりと考えておかなくてはなりません。

また、薪は樹種によっても違いますが、積み上げて半年から1年、長いものでは、2年くらい乾燥させて、始めて燃やすことができます。そのため、均一の長さに切りそろえます。そんな丸太を、今度は薪として使えるように割ります。これを「玉割り」と言います。

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昨日は、若い2人が応援に来てくれました。もう、薪棚が一杯なので、こうやって積み上げて乾かします。午後の3時間程度でしたが、そこそこの薪が作れました。「また、時間を作って来ますね!」という、心強い言葉を残して、帰って行きました。ちなみに旦那さんは、この8MATOの建設に関わった大工さんで、奥さんは、リモートワークで働く外資系企業の商品インストラクターです。結婚と同時に、去年、東京から移住してきて、八ヶ岳南麓で働いています。

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2人とも、薪割りを多いに楽しんでいました。玉切りした木のひとつひとつは全部違っていて、個性があります。それを見極め、斧を振り下ろし、スパッと割れてくるときの快感がたまりませんとのこと。8MATOでは、そんなエンターテイメントも用意して、皆さんをお待ちしています(笑)。

そうやって、積み上げて、棚に揃えて乾燥させるのですが、この辺り、標高1000mの八ヶ岳南麓は、日本でも有数の晴天率の高さと日照時間の長さで、しかもとても乾燥しているので、わりと短期間で乾燥し使えるようになります。小楢であれば、風通しのいい薪棚に置いておけば、半年くらいで使えます。

「使える」というのは、薪に含まれる水分量(含水率)が、20%以下になることが目安とされています。それ以上でも燃やすことはできるのですが、薪に含まれる水分を、まずは熱で追い出すために余計なカロリーを消費するため、燃焼の効率が悪くなります。また、温度が上がらないので、不完全燃焼になって可燃性のガスが燃え切らずに大気に放出されるので大気を汚染します。時々、白い煙をもくもくと上げている煙突を見かけますが、まさにその状態です。そうならないために、しっかり乾燥させなくてはなりません。

ちなみに、いまの割りたてほやほやの薪の含水率は、40%を越えています。いまはずっしりと重たく感じますが、半年1年経つと、かなり軽く感じるようになります。

よく、雨に濡れることを心配される方もいらっしゃるのですが、木材の中にある水分(構造水)は、一旦抜けると容易には元に戻りません。そのため、薪の表面に雨がかかった程度では、乾燥が止まることはありません。ただ、濡れてしまうと表面の水分を乾燥させるのに余計な時間がかかり、中の水分が抜けにくくなりますので、積み上げておく場合は、ビニールシートなどをかけて、簡易的な屋根にします。まあ、その程度で、問題なく乾燥してくれます。

要注意は、地面に直接触れさせないことです。いまは寒いので菌類の活動も低調ですが、春先以降、湿度も高くなり気温も上がってくると、活発になってせっかくの木材をボロボロにしてしまいます。だから、そうなる前のいまの寒い時期に、さっさと割って、適切に乾燥させておくことが大切になるわけです。

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しかし、使えるのはいずれにしても来年以降になりますから、既に乾燥させた今年の薪は別に用意しなくてはなりません。以前にも書きましたが、今年は例年にない薪不足で、なかなかいい薪が手に入りません。そんな中で、何とか新たに調達できた薪がこちらです。

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以前に苦労して集めた薪と合わせて、何とか今シーズンを賄えるめどが立ちました。一安心です。

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それと、今週末は、テント・サイトの篠竹(しのだけ)を刈り取りました。篠竹とは、高さ13mほどになる小型の竹です。春から夏にかけて、幹が1センチ程度にまで太くなり鬱蒼と茂ります。幹が太くなると刈り取るのも容易ではなく、いまのうちに刈っておくようにと庭師の師匠に言われたので、作業をしました。

流石に、3000坪近い敷地を全て刈り取るには1日では難しく、まあ、取りあえず1/3くらいは、何とかしました。草刈り機を使っての作業ですが、おかけで、腰と背中、上腕の筋肉が、いい感じに悲鳴を上げています。

IMG_3241.jpeg そんなこんなで、まだまだ、てんやわんやのスタートですが、オモテナシ・レベルは、各自に上がっていますので、まずはお試しに、使ってくださいね。

ついでに、本業の文章もしっかり書きました。それがこちらです。

DXの構造:高速な「情報処理」とイノベーティブな「知識創造」を両立する組織

以前、八ヶ岳は、週末に休みをとる場所でしたが、いまは週末も仕事に明け暮れています。まあ、いずれも楽しいので苦になりませんが、やはり疲れますね(笑)。

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  1. デジタル・トランスフォーメーションの本質と「共創」戦略
  2. ソフトウェア化するインフラとクラウド・コンピューティング
  3. DXの基盤となるIoT(モノのインターネット)と5G
  4. データを価値に変えるAI(人工知能)とデータサイエンス
  5. おさえておきたい注目のテクノロジー
  6. 加速するビジネス・スピードに対処する開発と運用
  7. デジタル・サービス提供の実践
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【図解】コレ一枚でわかる最新ITトレンド 改装新訂4版

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2022年10月3日紙版発売
2022年9月30日電子版発売
斎藤昌義 著
A5判/384ページ
定価2,200円(本体2,000円+税10%)
ISBN 978-4-297-13054-1

目次

  • 第1章 コロナ禍が加速した社会の変化とITトレンド
  • 第2章 最新のITトレンドを理解するためのデジタルとITの基本
  • 第3章 ビジネスに変革を迫るデジタル・トランスフォーメーション
  • 第4章 DXを支えるITインフラストラクチャー
  • 第5章 コンピューターの使い方の新しい常識となったクラウド・コンピューティング
  • 第6章 デジタル前提の社会に適応するためのサイバー・セキュリティ
  • 第7章 あらゆるものごとやできごとをデータでつなぐIoTと5G
  • 第8章 複雑化する社会を理解し適応するためのAIとデータ・サイエンス
  • 第9章 圧倒的なスピードが求められる開発と運用
  • 第10章 いま注目しておきたいテクノロジー
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