八ヶ岳南麓は例年になく寒さが厳しく、8MATOから望む山々もすっかり白くなりました。そんな8MATOで威力を発揮するのが、薪ストーブです。
これ一台で建物全体を暖めてくれます。少し時間はかかりますが、薪を焚き始めて2時間も経てば、室内はぽかぽか。天窓や額縁窓の陽射しと相まって、心地いい温もりが室内をすっぽりと包んでくれます。
薪ストーブの心地よさは、例えれば、春の陽だまりでしょうか。緩やかに、じんわりと温まります。炎の揺らめきは、心までとろとろにしてくれます。そんな薪ストーブの前のテーブルが、私のお気に入りです。
さて、12月9日(金)から始めたトライアル・オープンは、昨日12月25日(日)で終了しました。年明けは、1月7日(土)からを予定しています。
この期間は、ほとんどお客様は、お越し頂けませんでした。まあ、それも当然のことで、ろくに宣伝もしていませんし、この寒い季節ですから、人が家から出てきません。しかし、その間に、8MATOスタッフの皆さんにいろいろと学んで頂けましたし、なによりも、運営のノウハウや設備についての改善点について、沢山の知恵を得られたことは、大きかったですね。
12月19日(月)には、そんな8MATOスタッフの4名とランチを挟んでミーティングをしました。8MATOの本番営業でもランチを用意するつもりですが、スタッフが、何がいいか、どうすればいいかを考え、そのトライアルとして、準備をしてくれました。
ご用意頂いたのは、牛すじカレーとサラダ、サラダには、キノコのマリネとコールスローを添えました。メチャメチャ美味しかった!これだけでも、商売できますよねと、大いに盛り上がりました。
また、それぞれの「自己紹介」も、「人生を語る会」になり、皆さんの生き方に共感し、なるほどとうなずくことしきりでした。また、「ならばここでこんなことをしましょうよ!」なんて、サークル活動的な盛り上がりにもなり、なかなか楽しい時間を過ごします。
まあ、当然と言えば当然で、スタッフには、料理研究家、元居酒屋の女将さん、元旅館の女将さんもいらっしゃいますからね。日本語教師として海外にも滞在されていたり、自分の子どものアトピーをきっかけに食事を研究され「腸内細菌や発酵食品」のアドバイザーをされていたりと、実にポジティブで元気旺盛です。
そういう人たちですから、こうした方がいい、ああした方がいいと実に的確なアドバイスをいただき、私としては、沢山の学びがありました。当然のことですが、私は、「はい!承知いたしましたm(_ _)m」と、完全服従で直ぐに行動しています。
そんなスタッフは、それぞれに仕事を持っていたり、小さなお子さんを抱えていたりで、シフトを管理するのもなかなか大変です。そこで、いろいろと探して、「Airシフト」というサービスを使うことにしました。
これ、なかなかよくできていて、「シフトボード」というアプリをスタッフのスマホに入れていただき、シフトの希望や登録管理、連絡などが簡単にできるようになっています。当初は、Google スプレッドシートを使おうかなあと考えていたのですが、やはり専門アプリにはかないませんね。これで、1スタッフにつき100円/月なんですから、頭が下がります。
ただ、馴れないと迷うこともあるので、自分で簡単マニュアルを作りました。その過程で、このサービスの仕組みや勘所を掴むことができ、大いに勉強になりました。
他にも、今回のトライアル・オープンでの経験を活かして、8MATOスタッフのオペレーション・マニュアルを作成しています。
さて、そんな8MATOですが、この建屋の一番の自慢は何かと問われれば、いろいろと迷いますが、そのひとつは本棚の上の窓ですね。私は、「額縁窓」と呼んでいますが、季節ごとに森の景色が楽しめます。また、南側ですから明るい陽射しも差し込んできて、冬場は部屋を暖めてくれます。
この窓から季節の移ろいを楽しみながら、コーヒーをのみボーッとしていると、ほんと、仕事になりません。もしかしたら「ワーキングスペース」としての致命的欠陥かもしれませんね(笑)。
ところでここに並べている本ですが、貸し出し致します。そのためのノートも用意しました。これも、スタッフのアドバイスのおかげです。ついでながら、面白そうな本であれば、是非持ち込んでください。赤線や付箋付きも大歓迎。それもまた、その本を手にする人に、自分とは異なる気付きを与えてくれますからね。
ちなみに、この本棚には、何人かの著者のサイン入りというお宝本も沢山あります。ITやビジネスに関わる専門家である著者自身が、ここを利用してくれることもあり、記念に置いていってくれた本もあります。
そんなユニケーションも楽しんで頂ければと思っています。
来年1月7日(土)からは、「トライアル」の冠を外して、本番運用を始めます。ぜひ、ご利用ください。
DX疲れにうんざりしている。Web3の胡散臭さが鼻につく。
このような方もいらっしゃるかもしれませんね。では、伺いたいのですが、次の3つの問いに、あなたならどのように答えますか。
- DXとはこれまでのIT化/コンピューター化/デジタル化と何が違うのでしょうか。
- デジタル化やDXに使われる「デジタル」とは、ビジネスにとって、どのような役割を果たし、いかなる価値を生みだすのでしょうか。
- Web3の金融サービス(DeFi)で取引される金額はおよそ10兆円、国家が通貨として発行していないデジタル通貨は500兆円にも達し、日本のGDPと同じくらいの規模にまで膨らんでいます。なぜ、このような急激な変化が起きているのでしょうか。
言葉の背景にある現実や本質、ビジネスとの関係を理解しないままに、言葉だけで議論しようとするから、うんざりしたり、胡散臭く感じたりするのかもしれせん。
ITに関わり、ビジネスに活かしていこうというのなら、このようなことでは、困ってしまいます。
ITソリューション塾は、ITの最新トレンドを体系的に分かりやすくお伝えすることに留まらず、その背景や本質、ビジネスとの関係をわかりやすく解説し、どのように実践につなげればいいのかを考えます。
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そんな皆さんには、きっとお役に立つはずです。
- 期間:2023年2月16日(木)〜最終回4月26日(水) 全10回+特別補講
- 時間:毎週(原則水曜日) 18:30-20:30 の2時間
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- 費用:90,000円(税込み 99,000円)
- 内容:
- デジタル・トランスフォーメーションの本質と「共創」戦略
- ソフトウェア化するインフラとクラウド・コンピューティング
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八ヶ岳南麓・山梨県北杜市大泉町、標高1000mの広葉樹の森の中にコワーキングプレイスがオープンしました。WiFiや電源、文房具類など、働くための機材や備品、お茶やコーヒー、お茶菓子などを用意してお待ちしています。
8MATOのご紹介は、こちらをご覧下さい。