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【図解】コレ1枚でわかるデジタル化の目的と2つの意味

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「人間のやっていたことをコンピューターでできるようにする」

これが、「デジタル化」する目的です。

デジタル化により、例えば次のようなことができるようになります。

  • これまで1週間かかっていた申し込み手続きを5分で終わらせる
  • 顧客の行動(いま、どこで、何をしているのか)が分かる
  • 他のデジタル・サービスと一瞬にして連係できる
  • 膨大なデータの中にビジネスに役立つ規則や関係を見つけることができる
  • 業務の進捗、人の動き、ビジネスの状態が、リアルタイムに「見える化」される など

しかし、たとえ上記のようなことができても、次のような現実世界の価値の実現を目指さなくては、ビジネスとして、取り組む意味がありません。

  • 顧客満足が向上する
  • 業績が改善する
  • 社員が幸せになる など

例えば、次のようなことです。

「これまで1週間かかっていた申し込み手続きを5分で終わらせる」ことができれば、顧客はその便利さに感動するでしょう。そのうわさは瞬く間に拡がり、さらにお客様が増え、業績も向上します。

「顧客の行動(いま、どこで、何をしているのか)」が分かれば、その状況にふさわしい、サービスを提供できます。例えば、スタジアムでサッカーを観戦していて、お気に入りのチームが勝ったなら、そのチームのロゴの入った「いまだけ限定」のプレミアム・グッズをスマホで紹介すれば、喜んで買ってくれるかも知れません。そうすれば、売上も向上します。

「ビジネスの価値を生みだすことを目的に、デジタル化という手段を使う」

ビジネスに於いては、目的が曖昧なままに、「デジタル化」することが目的とならないように、厳に慎む必要があるでしょう。

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次期・ITソリューション塾・第41期(2022年10月5日 開講)の募集を始めました。

DXとはこれまでのデジタル化と何が違うのかと問われて、それを説明できるでしょうか。Web3の金融サービス(DeFi)で取引される金額はおよそ10兆円、国家が通貨として発行していないデジタル通貨は500兆円にも達し、日本のGDPと同じくらいの規模にまで膨らんでいることをご存知でしょうか。

言葉の背景や本質、ビジネスとの関係を理解しないままに、言葉だけで議論しようとすると、うんざりしたり、胡散臭く感じたりするものです。

ITがもたらす社会の動き、ビジネスの変化、これらとテクノロジーの関係を繋げて理解することが大切です。

ITソリューション塾は、ITのトレンドを体系的に分かりやすくお伝えすることに留まらず、そんなITとビジネスの関係やテクノロジーの本質をわかりやすく解説し、それにどう向きあえばいいのかを、考えるきっかけを提供します。

  • SI事業者/ITベンダー企業にお勤めの皆さん
  • ユーザー企業でIT活用やデジタル戦略に関わる皆さん
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