【図解】コレ1枚でわかるなぜ「デジタル」でなければならないのか
かつての常識に支えられたアナログなやり方では、いまの時代に求められるスピードを手に入れることはできません。紙の書類のやり取りや捺印にたよるビジネス・プロセス、出社が前提となる打ち合わせやワークスタイルなどでは、無理な話です。また、コロナ禍をきっかけに人と人との接触は制限され、お客様との関係やビジネス・モデルも変革を求められています。コロナ禍が終息しても、かつてと同じ状況に戻ることはないでしょう。
この状況に対処するには、アナログな時代に作られたビジネスの仕組みを、デジタルを前提に作り変えるなくてはなりません。
「作り変える」とは、いまの仕事の手順や雇用形態、お客様との関係をそのままに、人手でやっていることをデジタルに置き換えて何割、何パーセントかの効率化を目指すことではありません。デジタルを使って、何倍、何十倍のスピードを手に入れることや、デジタル前提の社会に適応すべく、収益のあげ方や顧客との関係、仕事の仕方を根本的に変えてしまうことです。DXとは、そんなビジネスの変革を目指す取り組みです。
DXを言葉にすれば次のようになります。
「デジタル・テクノロジーの進展により産業構造や競争原理が変化し、これに対処できなければ、事業継続や企業存続が難しくなる。これに対処するために、自分たちの競争環境 、ビジネス・モデル、組織や体制を再定義し、企業の文化や体質を変革すること」
表現を変えれば、「変化に俊敏に対処できる企業に変革すること」です。そのためには、デジタルが前提の社会に、自らもデジタルを駆使して、対処しなければなりません。それは、ビジネスの仕組みだけではなく、そこに関わるあらゆる人たちの行動習慣を変えることに加え、事業目的や意志決定の方法なども変えなくてはなりません。
DXとは、「デジタルが前提の社会に適応するための変革」です。もはや「デジタル」は、私たちの日常やビジネスの前提になったのです。
次期・ITソリューション塾・第41期(2022年10月5日 開講)の募集を始めました。
DX疲れにうんざりしている。Web3の胡散臭さが鼻につく。
このような方も多いかも知れません。では、DXとはこれまでのデジタル化と何が違うのかと問われて、それを説明できるでしょうか。Web3の金融サービス(DeFi)で取引される金額はおよそ10兆円、国家が通貨として発行していないデジタル通貨は500兆円にも達し、日本のGDPと同じくらいの規模にまで膨らんでいることをご存知でしょうか。
言葉の背景や本質、ビジネスとの関係を理解しないままに、言葉だけで議論しようとするから、うんざりしたり、胡散臭く感じたりするのではないですか。
ITがもたらす社会の動き、ビジネスの変化、それらとテクノロジーの関係を繋げて理解することが大切です。
ITソリューション塾は、ITのトレンドを体系的に分かりやすくお伝えすることに留まらず、そんなITとビジネスの関係やテクノロジーの本質をわかりやすく解説し、それにどう向きあえばいいのかを、考えるきっかけを提供します。
- SI事業者/ITベンダー企業にお勤めの皆さん
- ユーザー企業でIT活用やデジタル戦略に関わる皆さん
- デジタルを武器に事業の改革や新規開発に取り組もうとされている皆さん
- IT業界以外から、SI事業者/ITベンダー企業に転職された皆さん
- デジタル人材/DX人材の育成に関わられる皆さん
そんな皆さんには、きっとお役に立つはずです。
詳しくはこちらをご覧下さい。
- 日程 :初回2022年10月5日(水)~最終回12月14日(水) 毎週18:30~20:30
- 回数 :全10回+特別補講
- 定員 :120名
- 会場 :オンライン(ライブと録画)
- 料金 :¥90,000- (税込み¥99,000)
- 全期間の参加費と資料・教材を含む