オルタナティブ・ブログ > ITソリューション塾 >

最新ITトレンドとビジネス戦略をわかりやすくお伝えします!

【図解】コレ1枚でわかるノーコード/ローコード開発

»

スクリーンショット 2022-07-26 5.51.17.png

クラウドの普及によるインフラやプラットフォームの調達や構築スビードが高速化したのに比べ、アプリケーション開発は、それに見合う生産性の向上を果たしてきたとは言えません。この課題を解決する手段として注目されているのが、「ノーコード(No-Code)/ローコード(Low-Code)開発」ツールです。

「ノーコード開発ツール」は、プログラムを全く記述せずにアプリケーションを開発すもので、GUIGraphical User Interface)と呼ばれる視覚的、直感的な操作で、予め用意された画面や機能の部品を、処理の順次に従ってつなぎ合わせることよって、プログラムを作ります。従来のシステム開発と比較して、プログラミングの専門知識がなくても、短期間、高品質なアプリケーション開発ができます。「ローコード開発ツール」は、ノーコード開発ツール同様に、GUI操作で、プログラムが作れますが、簡易的なプログラムを記述することもでき、よりきめ細かな処理の手順を組み入れることができます。

これらを使えば、プログラミングの専門知識がなくても、業務を理解し、それを整理できる知識や経験があれば、アプリケーション開発ができるので、現場のアイデアをすぐに形にすることや、継続的な改善が容易になります。また、業務手順を入力すれば自動でアプリケーションが作られるので、業務プロセスが可視化され、プログラマーによる属人化も排除できます。

ただ、アプリケーション開発の全工程をカバーするものではありません。例えば、ビジネス目的の設定や業務分析、業務要件を明確にするための議論、プロジェクト管理などはこれまでと変わりません。一方で、設計・プログラミング・テストなどの人手のかかる工程は大幅に工数を減らせます。

このような特徴から、新たなアプリケーションを開発する場合には、工数削減の効果は限定的ですが、一度作ったアプリケーションの保守・改修の生産性は大幅に向上することが期待できます。

また、予め仕様が厳格に定められたアブケーションを開発するとなると制約もあって使い勝手が悪いかもしれませんが、変更が頻繁に求められる、あるいは、要件を詰めながら開発も並行して進めるなどの場合には効果的で、アジャイル開発と組み合わせることで、さらにその真価を引き出すことができるでしょう。

【今年度最終回】9月7日・新入社員のための「1日研修/一万円」

今年度最終回・9月7日(水)募集中

社会人として必要なデジタル・リテラシーを学ぶ

ビジネスの現場では、当たり前に、デジタルやDXといった言葉が、飛び交っています。クラウドやAIなどは、ビジネスの前提として、使われるようになりました。アジャイル開発やDevOps、ゼロトラストや5Gといった言葉も、語られる機会が増えました。

そんな、当たり前を知らないままに、現場に放り出され、会話についていけず、自信を無くして、不安をいだいている新入社員も少なくないと聞いています。

そんな彼らに、いまのITやデジタルの常識を、体系的にわかりやすく解説し、これから取り組む自分の仕事に自信とやり甲斐を持ってもらおうというものです。

【前提知識は不要】

ITについての前提知識は不要です。ITベンダー/SI事業者であるかどうかにかかわらず、ユーザー企業の皆様にもご参加頂けます。

【今年度最終回】9月7日・新入社員のための「1日研修/一万円」

今年度最終回・9月7日(水)募集中

社会人として必要なデジタル・リテラシーを学ぶ

ビジネスの現場では、当たり前に、デジタルやDXといった言葉が、飛び交っています。クラウドやAIなどは、ビジネスの前提として、使われるようになりました。アジャイル開発やDevOps、ゼロトラストや5Gといった言葉も、語られる機会が増えました。

そんな、当たり前を知らないままに、現場に放り出され、会話についていけず、自信を無くして、不安をいだいている新入社員も少なくないと聞いています。

そんな彼らに、いまのITやデジタルの常識を、体系的にわかりやすく解説し、これから取り組む自分の仕事に自信とやり甲斐を持ってもらおうというものです。

【前提知識は不要】

ITについての前提知識は不要です。ITベンダー/SI事業者であるかどうかにかかわらず、ユーザー企業の皆様にもご参加頂けます。

Comment(0)