【図解】コレ1枚でわかる作らないでITサービスを実現する方法
例えば、「自動車の配車サービス」を、新たに立ち上げることになったとしましょう。従来なら、必要な機能の多くを自分たちで開発する必要がありましたが、もはやそういう時代ではありません。スマホに組み込まれたGPS機能とクラウドで提供されている地図情報サービスを使えば、ドライバーには乗客の居場所を、乗客には配車可能な自動車の位置を地図上に表示することができます。
支払いもクラウドで提供される決済サービスを使えば、クレジットカードやバーコード決済、銀行引き落としなどの様々な決済手段にすぐに対応できます。取引の安全を守るためのID認証やセキュリティの機能、利用する自動車の損害保険の手続きなども、クラウド・サービスで、提供されています。
「既に提供されている機能」は、クラウド・サービスばかりではなく、OSS(Open Source Software/無償で公開されているソフトウエア)もあります。これらは、時代の先端を行く技術が盛り込まれており、常に最新の状態を維持しているものが、少なくありません。これらを使えば、新しく作る「自動車の配車サービス」もまた、最新の技術を駆使したものになります。また、各機能の不具合の解消や機能の拡張は、その機能をサービスとして提供する企業が責任を持ちますから、自分たちは、独自の部分にリソースを傾けることができます。
既存のサービスを組み合わせることで、「自動車の配車サービス」に必要となる大半の機能は、作る必要がありません。しかし、それらを事業目的に照らして目利きをして、最適なものを選択することは必要です。
また、競合との差別化を図るには、これら機能を、使いやすく連携させなくてはなりません。さらに、瞬時に利用者の好みを見極め最適なクルマを紹介する機能や配車の待ち時間を最短にするなどの他のサービスには無い機能が必要です。そこで、独自のノウハウを織り込んだプログラムを開発します。
既に提供されている機能は徹底して使い、独自性が必要な機能は自分たちで作る。そんな組合せで、「自動車の配車サービス」を実現できる時代になりました。
できるだけプログラムを書かず、システムの構築や運用の手間もかけず、事業目的を達成するITサービスを実現することができる時代になったのです。
【募集開始】新入社員のための「1日研修/一万円」
社会人として必要なデジタル・リテラシーを学ぶ
ビジネスの現場では、当たり前に、デジタルやDXといった言葉が、飛び交っています。クラウドやAIなどは、ビジネスの前提として、使われるようになりました。アジャイル開発やDevOps、ゼロトラストや5Gといった言葉も、語られる機会が増えました。
そんな、当たり前を知らないままに、現場に放り出され、会話についていけず、自信を無くして、不安をいだいている新入社員も少なくないと聞いています。
そんな彼らに、いまのITやデジタルの常識を、体系的にわかりやすく解説し、これから取り組む自分の仕事に自信とやり甲斐を持ってもらおうというものです。
【前提知識は不要】
ITについての前提知識は不要です。ITベンダー/SI事業者であるかどうかにかかわらず、ユーザー企業の皆様にもご参加頂けます。
デジタルが前提の社会に対応できる営業の役割や仕事の進め方を学ぶ
コロナ禍で、ビジネス環境が大きく変わってしまい、営業のやり方は、これまでのままでは、うまくいきません。案件のきっかけをつかむには、そして、クローズに持ち込むには、お客様の課題に的確に切り込み、いまの時代にふさわしい解決策を提示し、最適解を教えることができる営業になることが、これまでにも増して求められています。
お客様からの要望や期待に応えて、迅速に対応するだけではなく、お客様の良き相談相手、あるいは教師となって、お客様の要望や期待を引き出すことが、これからの営業に求められる能力です。そんな営業の基本を学びます。
未来を担う若い人たちに道を示す
新入社員以外の若手にも参加してもらいたいと思い、3年目以降の人たちの参加費も低額に抑えました。改めて、いまの自分とこれからを考える機会にして下さい。また、人材育成のご担当者様にとっては、研修のノウハウを学ぶ機会となるはずです。教材は全て差し上げますので、自社のプログラムを開発するための参考にしてください。