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【図解】コレ1枚でわかるアジャイル開発:できるだけ作らずに変化に俊敏に対応する

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アジャイル開発のメリットは次のようなことです。

  • 全て完成しなくても、できあがった業務プロセスから順次現場で、実際に操作しながら使い勝手や機能を確認してもらえる。文字や図で描いた紙の仕様書から想像するのではなく、実際に動くプログラムを操作し、直感的に善し悪しを判断できるので、改善のためのフィードバックが的確、迅速にできる。
  • ビジネス上重要な業務プロセスから完成させ、1または2週間単位で継続的にユーザーにリリースし検証してもらう。リリースのたびに前リリースの修正とテストを重ねてゆくので、重要なプロセスほど早い段階から繰り返し検証されるので、重要なところほどバグは徹底して潰される。開発後期になるほど業務プロセスの重要度が低くなるので、例え問題が生じても、その影響は少なく、全体として、高品質なシステムができあがる。
  • 1または2週間でリリースできる業務プロセス単位で作っているので、仕様の凍結期間もまた1または2週間に限定される。途中で仕様や優先順位が変わっても、まだ着手していない業務プロセスであれば、入れ替えることができ、変更要求に柔軟に対応できる。

結果として、高品質で変更容易な開発が実現します。そんなアジャイル開発の狙いを整理すれば、次の3つになるでしょう。

  • 予測できない未来を推測で決めず、本当に使うシステムだけを作ることでムダな開発投資をしない。
  • 動く「現物」で確認しながら、現場が納得して使えるシステムを実現する。
  • 納得できる予算と期間の中で最善の機能と最高の品質を実現する。

アジャイル開発は、「売上や利益などの事業の成果に貢献する」や「推測ではなく本当に使う」などで開発すべきプログラムを絞り込み、できるだけ作らないようにして、変化への俊敏な対応や品質の向上に時間や注意を傾けようというアプリケーション開発の考え方であり、手法であるとも言えるでしょう。

【募集開始】新入社員のための「1日研修/一万円」

社会人として必要なデジタル・リテラシーを学ぶ

ビジネスの現場では、当たり前に、デジタルやDXといった言葉が、飛び交っています。クラウドやAIなどは、ビジネスの前提として、使われるようになりました。アジャイル開発やDevOps、ゼロトラストや5Gといった言葉も、語られる機会が増えました。

そんな、当たり前を知らないままに、現場に放り出され、会話についていけず、自信を無くして、不安をいだいている新入社員も少なくないと聞いています。

そんな彼らに、いまのITやデジタルの常識を、体系的にわかりやすく解説し、これから取り組む自分の仕事に自信とやり甲斐を持ってもらおうというものです。

【前提知識は不要】

ITについての前提知識は不要です。ITベンダー/SI事業者であるかどうかにかかわらず、ユーザー企業の皆様にもご参加頂けます。

デジタルが前提の社会に対応できる営業の役割や仕事の進め方を学ぶ

コロナ禍で、ビジネス環境が大きく変わってしまい、営業のやり方は、これまでのままでは、うまくいきません。案件のきっかけをつかむには、そして、クローズに持ち込むには、お客様の課題に的確に切り込み、いまの時代にふさわしい解決策を提示し、最適解を教えることができる営業になることが、これまでにも増して求められています。

お客様からの要望や期待に応えて、迅速に対応するだけではなく、お客様の良き相談相手、あるいは教師となって、お客様の要望や期待を引き出すことが、これからの営業に求められる能力です。そんな営業の基本を学びます。

未来を担う若い人たちに道を示す

新入社員以外の若手にも参加してもらいたいと思い、3年目以降の人たちの参加費も低額に抑えました。改めて、いまの自分とこれからを考える機会にして下さい。また、人材育成のご担当者様にとっては、研修のノウハウを学ぶ機会となるはずです。教材は全て差し上げますので、自社のプログラムを開発するための参考にしてください。

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