オルタナティブ・ブログ > ITソリューション塾 >

最新ITトレンドとビジネス戦略をわかりやすくお伝えします!

【図解】コレ1枚でわかるAI、機械学習、ニューラル・ネットワーク、ディープラーニングの関係

»

スクリーンショット 2022-06-08 5.42.22.png

「人工知能/AI」は、半世紀以上にわたり研究が続けられてきました。この間、迷路やパズル、チェスや将棋といったゲームをうまく解くこと(探索と推論)から始まり、人間が持つ知識を辞書やルールとしてコンピューターに登録し、専門家のような回答をさせる方法(ルールベースとエキスパートシステム)が登場しました。しかし、人間が、世の中の全てを辞書やルールとして登録することはできず、また、普通にある矛盾するルールが与えられると処理できなくなるといった課題も明らかとなりました。そのため限られた分野では成果を上げられましたが、広く応用が利く「人間の"知能"」にはほど遠いものでした。

その後、データを分析して、分類や区別を行うための規則や法則を見つけ出す手法「機械学習」が登場します。「機械学習」のアイデアは昔からありましたが、コンピューター性能が不十分で成果をあげられませんでした。しかし、コンピューター性能の向上と新たな手法の開発により、この状況は大きく変わりました。また、インターネットの普及により大量の学習データを低コストで集められるようになったことも、この研究を加速しました。

さらに人間の脳が、どのように知的処理を行っているかの仕組みの解明が進み、これを参考に「ニューラル・ネットワーク(脳神経回路)」と呼ばれる「機械学習」方式が注目されるようになりました。

そんな「機械学習」は、当初どの特徴に着目して規則や法則を見つけ出せばいいか、つまり「着目すべき特徴の選定とその組合せ(特徴量)」を人間が指定しなくてはなりませんでした。その特徴量に基づいて、うまく分類や区別ができるような適切な値を学習データから見つけようという手法です。しかし、特徴量は人間が設計・登録しなければならず、その巧拙が結果を大きく左右します。

この状況を大きく変えたのが、「ディープラーニング」です。この手法は、特徴量の選定や組合せを人間ではなく、データから自動生成するもので、人間の能力に依存せず、人間には気付くことができなかったより適切な特徴量を見つけ出すことができるようになり、結果の精度が大幅に向上しました。元々は、画像を識別することを目的に開発されましたが、いまでは、これに留まらず、音声認識や自然言語理解などで人間の能力を凌駕する性能を発揮するものや、画像や音声の生成など、広範に応用されています。

【募集開始】新入社員のための「1日研修/一万円」

社会人として必要なデジタル・リテラシーを学ぶ

ビジネスの現場では、当たり前に、デジタルやDXといった言葉が、飛び交っています。クラウドやAIなどは、ビジネスの前提として、使われるようになりました。アジャイル開発やDevOps、ゼロトラストや5Gといった言葉も、語られる機会が増えました。

そんな、当たり前を知らないままに、現場に放り出され、会話についていけず、自信を無くして、不安をいだいている新入社員も少なくないと聞いています。

そんな彼らに、いまのITやデジタルの常識を、体系的にわかりやすく解説し、これから取り組む自分の仕事に自信とやり甲斐を持ってもらおうというものです。

【前提知識は不要】

ITについての前提知識は不要です。ITベンダー/SI事業者であるかどうかにかかわらず、ユーザー企業の皆様にもご参加頂けます。

デジタルが前提の社会に対応できる営業の役割や仕事の進め方を学ぶ

コロナ禍で、ビジネス環境が大きく変わってしまい、営業のやり方は、これまでのままでは、うまくいきません。案件のきっかけをつかむには、そして、クローズに持ち込むには、お客様の課題に的確に切り込み、いまの時代にふさわしい解決策を提示し、最適解を教えることができる営業になることが、これまでにも増して求められています。

お客様からの要望や期待に応えて、迅速に対応するだけではなく、お客様の良き相談相手、あるいは教師となって、お客様の要望や期待を引き出すことが、これからの営業に求められる能力です。そんな営業の基本を学びます。

未来を担う若い人たちに道を示す

新入社員以外の若手にも参加してもらいたいと思い、3年目以降の人たちの参加費も低額に抑えました。改めて、いまの自分とこれからを考える機会にして下さい。また、人材育成のご担当者様にとっては、研修のノウハウを学ぶ機会となるはずです。教材は全て差し上げますので、自社のプログラムを開発するための参考にしてください。

Comment(0)