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【図解】コレ1枚でわかるAIクラウド・サービス

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多くの企業がAIに関心を寄せていますが、AIを導入するには専門的なスキルを持つ人材の確保やシステムの構築が求められるため、自分たちで全てに対応するのは容易なことではありません。そこで期待されているのが、「AIクラウド・サービス」です。

AIクラウド・サービスを使えば、自前でAIを使うためのシステムを構築し、運用管理に負担を強いられることはありません。また、発展途上であるAIの様々な技術をいち早く、ビジネスに取り込むことが可能です。また、高度なプログラミング・スキルがなくても、予め用意された様々な機能を呼び出すためのインターフェイス(Application Program Interface またはAPI)を利用することで、自分たちは、自分たちにしかできないビジネス・ロジックに人材やコストなどのリソースを傾けることができるようになります。

AIクラウド・サービスには、画像分析、顔認識、感情認識、意図解釈、テキスト翻訳、リアルタイムの音声翻訳など、様々な機能が予め用意されていてAPIを介して、サービスとして利用できます。また、コールセンターの顧客応対や営業活動の提案支援、医療診断支援など、業務に応じた学習済の推論モデルが用意されていて、転移学習によって少ない学習データで追加学習するだけで、自社の業務に合わせたモデルを作れるサービスなどが用意されています。

例えば、Amazon SageMaker というサービスは、データ・サイエンティストやシステム開発者が機械学習モデルを構築して学習させ、それを業務システムに移行する作業まで支援してくれます。通常、機械学習システムを構築するには、膨大な学習データの管理と最適なアルゴリズムの選択、学習のための計算能力の管理など、高度な専門的スキルが必要となりますが、これらをユーザーに代わって行ってくれるので、容易にAIを活かしたサービスを実現できます。

このようなAIクラウド・サービスは、各社競い合って機能拡張を続けており、利用のハードルは下がっています。ただ、何を解決するために使うのか、結果をどのように解釈し、それをどのように活用するかは、ユーザーに委ねられています。ツールとしてAIを使うことが、容易になったとしても、どう使いこなすかは、ユーザーの責任です。そのための専門スキルやそれを持つデータ・サイエンティストは、必要となります。

【募集開始】新入社員のための「1日研修/一万円」

社会人として必要なデジタル・リテラシーを学ぶ

ビジネスの現場では、当たり前に、デジタルやDXといった言葉が、飛び交っています。クラウドやAIなどは、ビジネスの前提として、使われるようになりました。アジャイル開発やDevOps、ゼロトラストや5Gといった言葉も、語られる機会が増えました。

そんな、当たり前を知らないままに、現場に放り出され、会話についていけず、自信を無くして、不安をいだいている新入社員も少なくないと聞いています。

そんな彼らに、いまのITやデジタルの常識を、体系的にわかりやすく解説し、これから取り組む自分の仕事に自信とやり甲斐を持ってもらおうというものです。

【前提知識は不要】

ITについての前提知識は不要です。ITベンダー/SI事業者であるかどうかにかかわらず、ユーザー企業の皆様にもご参加頂けます。

デジタルが前提の社会に対応できる営業の役割や仕事の進め方を学ぶ

コロナ禍で、ビジネス環境が大きく変わってしまい、営業のやり方は、これまでのままでは、うまくいきません。案件のきっかけをつかむには、そして、クローズに持ち込むには、お客様の課題に的確に切り込み、いまの時代にふさわしい解決策を提示し、最適解を教えることができる営業になることが、これまでにも増して求められています。

お客様からの要望や期待に応えて、迅速に対応するだけではなく、お客様の良き相談相手、あるいは教師となって、お客様の要望や期待を引き出すことが、これからの営業に求められる能力です。そんな営業の基本を学びます。

未来を担う若い人たちに道を示す

新入社員以外の若手にも参加してもらいたいと思い、3年目以降の人たちの参加費も低額に抑えました。改めて、いまの自分とこれからを考える機会にして下さい。また、人材育成のご担当者様にとっては、研修のノウハウを学ぶ機会となるはずです。教材は全て差し上げますので、自社のプログラムを開発するための参考にしてください。

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