オルタナティブ・ブログ > ITソリューション塾 >

最新ITトレンドとビジネス戦略をわかりやすくお伝えします!

【図解】コレ1枚でわかる対話で機械を操作するチャット・ボット

»

スクリーンショット 2022-06-16 5.50.54.png

「来週の金曜日のお昼頃に福岡に到着する羽田からの航空券を予約して。できればいつも使っている航空会社でね。」

「以下のフライトでは如何でしょうか?【フライト一覧を示す】」

「それじゃあ、XXX123便を予約して。」

「予約しました。」

あなたの秘書とやり取りをしている訳ではありません。スマートフォンのメッセージ・アプリでのやり取りです。様々なオンラインサービスを、普段使い馴れている「テキスト(文字)・メッセージ」アプリを使い、日常の対話のように利用できる「チャット・ボット(Chatbot)」と呼ばれるサービスが使われはじめています。他にも、次のような用途に使われています。

  • 銀行の取引残高の確認や振込手続き
  • スケジュールの確認とアポイント・メールの送信
  • 天気予報の確認 など

これまで、人間が仲介者となって、対話から相手の意図を確認し、処理していた作業をチャット・ボットが代わりにやってくれます。

テキストではなく音声認識や音声合成の技術と組合せ、音声による対話で同様のことができるスマート・スピーカーも登場しています。

現時点では、「質問や指示の言葉に対応する文言」を予め大量に用意しておき、あたかも自然な対話のようにみせかけているものがほとんどです。そのため、対話の意味を理解し、その人の背景や一般常識と照らし合わせて、「人間のように知的に処理」して応対しているわけではありません。それでも機械と人間を「人間らしい自然な対話」で仲介してくれる仕組みとして実用性は高く、問い合わせや受付での応対、照会などに用途は広がりつつあります。

一方で、より自然な対話を実現するために、文脈を踏まえた応対ができる技術を基盤に作られたチャット・ボットも登場しています。例えば、MicrosoftLineのアカウントとして提供している「りんな」は、女子高生の興味や関心、よく使う言葉などを参考に作られており、「女子高生とのリアルなおしゃべり」を楽しめると多数のユーザーを獲得しています。今後は、このような技術を基盤に、より自然な対話ができるチャット・ボットへと進化してゆくでしょう。

【募集開始】新入社員のための「1日研修/一万円」

社会人として必要なデジタル・リテラシーを学ぶ

ビジネスの現場では、当たり前に、デジタルやDXといった言葉が、飛び交っています。クラウドやAIなどは、ビジネスの前提として、使われるようになりました。アジャイル開発やDevOps、ゼロトラストや5Gといった言葉も、語られる機会が増えました。

そんな、当たり前を知らないままに、現場に放り出され、会話についていけず、自信を無くして、不安をいだいている新入社員も少なくないと聞いています。

そんな彼らに、いまのITやデジタルの常識を、体系的にわかりやすく解説し、これから取り組む自分の仕事に自信とやり甲斐を持ってもらおうというものです。

【前提知識は不要】

ITについての前提知識は不要です。ITベンダー/SI事業者であるかどうかにかかわらず、ユーザー企業の皆様にもご参加頂けます。

デジタルが前提の社会に対応できる営業の役割や仕事の進め方を学ぶ

コロナ禍で、ビジネス環境が大きく変わってしまい、営業のやり方は、これまでのままでは、うまくいきません。案件のきっかけをつかむには、そして、クローズに持ち込むには、お客様の課題に的確に切り込み、いまの時代にふさわしい解決策を提示し、最適解を教えることができる営業になることが、これまでにも増して求められています。

お客様からの要望や期待に応えて、迅速に対応するだけではなく、お客様の良き相談相手、あるいは教師となって、お客様の要望や期待を引き出すことが、これからの営業に求められる能力です。そんな営業の基本を学びます。

未来を担う若い人たちに道を示す

新入社員以外の若手にも参加してもらいたいと思い、3年目以降の人たちの参加費も低額に抑えました。改めて、いまの自分とこれからを考える機会にして下さい。また、人材育成のご担当者様にとっては、研修のノウハウを学ぶ機会となるはずです。教材は全て差し上げますので、自社のプログラムを開発するための参考にしてください。

Comment(0)