【図解】コレ1枚でわかるルールベースと機械学習
ルールベース
オンライン・ショップで「こちらの商品もいかがですか?」と表示する「レコメンデーション(推奨)」機能は、担当者が「Aと言う商品とBという商品は関連があるから、Aを買った人はBも買う確率が高い」と考え、「Aを検索した人にBを薦める」というルールを予め登録しておくことで実現できます。このようなルールをたくさん用意すれば、様々な商品で同様のことができます。
このようなやりかたは他にも応用でき、「ある条件が成り立つとき何をすべきか」つまり、「if 条件 then アクションまたは状態 else 別のアクション」というルールを予め用意しておけば、様々な問題解決に使えるようになります。
ただ、人間がルールを作るのには大変な手間がかかり、ルールにできないことも多く、ある機械の故障診断、ある保険の契約ルールの確認など、対象が限定されルールが明示的に記述できる場合以外には使えません。
機械学習
Aを買う人はBも買う確率が高いというのは担当者の思い込みで、実はCを買う人の割合のほうが高いかも知れません。そこで、データを分析して、規則性や関係性を見つけ出し、分類や判別のルールを生成させようというのが「機械学習」です。例えば、過去の取引データを分析し、AとBを一緒に買った人の割合とAとCを一緒に買った人の割合を比較し、割合の高い方を推奨すれば、その効果も上がります。
この方法は他にも使え、例えば、翻訳に適用すれば、日英の同じ内容の文書を機械に読み込ませ、「私は貴方を愛しています。」と「I love you.」が同時に出てくる確率が高い場合は、両者は同じ意味と考えてもいいだろうと解釈し、その言葉を置き換えることで翻訳ができます。本当に意味を理解しているわけではありませんが、実用性はあります。また、画像にこのやり方を適用すれば、それぞれのデータから特徴を抽出し、そこに高い共通性があれば、同じグループに分類することや、予め「イヌ」や「ネコ」の特徴の組合せを用意しておけば、ある画像をそれに照らし合わせ、「ネコの特徴の組合せの方がイヌのものより一致する割合が高いので、これはネコである」と識別できます。この方法は、応用の範囲が広く実用化が進んでいます。
【募集開始】新入社員のための「1日研修/一万円」
社会人として必要なデジタル・リテラシーを学ぶ
ビジネスの現場では、当たり前に、デジタルやDXといった言葉が、飛び交っています。クラウドやAIなどは、ビジネスの前提として、使われるようになりました。アジャイル開発やDevOps、ゼロトラストや5Gといった言葉も、語られる機会が増えました。
そんな、当たり前を知らないままに、現場に放り出され、会話についていけず、自信を無くして、不安をいだいている新入社員も少なくないと聞いています。
そんな彼らに、いまのITやデジタルの常識を、体系的にわかりやすく解説し、これから取り組む自分の仕事に自信とやり甲斐を持ってもらおうというものです。
【前提知識は不要】
ITについての前提知識は不要です。ITベンダー/SI事業者であるかどうかにかかわらず、ユーザー企業の皆様にもご参加頂けます。
デジタルが前提の社会に対応できる営業の役割や仕事の進め方を学ぶ
コロナ禍で、ビジネス環境が大きく変わってしまい、営業のやり方は、これまでのままでは、うまくいきません。案件のきっかけをつかむには、そして、クローズに持ち込むには、お客様の課題に的確に切り込み、いまの時代にふさわしい解決策を提示し、最適解を教えることができる営業になることが、これまでにも増して求められています。
お客様からの要望や期待に応えて、迅速に対応するだけではなく、お客様の良き相談相手、あるいは教師となって、お客様の要望や期待を引き出すことが、これからの営業に求められる能力です。そんな営業の基本を学びます。
未来を担う若い人たちに道を示す
新入社員以外の若手にも参加してもらいたいと思い、3年目以降の人たちの参加費も低額に抑えました。改めて、いまの自分とこれからを考える機会にして下さい。また、人材育成のご担当者様にとっては、研修のノウハウを学ぶ機会となるはずです。教材は全て差し上げますので、自社のプログラムを開発するための参考にしてください。