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【図解】コレ1枚でわかるIoTの3層構造

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IoTは、データを収拾してネットワークに送り出す「デバイス層」、そのデータを収拾・集約しクラウドにデータを送り、直ぐに処理して結果を返す「エッジ・コンピューティング層」、膨大なデータ解析やアプリケーションを実行する「クラウド・コンピューティング層」の3つの階層に大別できます。

「デバイス層」は、センサーや外部機器とのインターフェイス、ネットワークにデータを送り出す通信機能、アプリケーションを処理するプロセッサーが組み込まれたモノで、取得したデータをネットワークに送り出します。

「エッジ・コンピューティング層」は、デバイス層からのデータを受け取り、すぐに処理してフィードバックする、あるいは集約して必要なデータのみをクラウドに送る役割を果たします。このような仕組みが必要になるのは、モノの数が莫大になると次のような問題が起こるからです。

  • 個々のモノに対する回線を確保するために相当のコストがかかる
  • 送り出されるデータが膨大になりネットワークの負荷が高まってしまう
  • モノの監視や制御に負荷がかかり、クラウド集中では処理しきれない

以上の他にも、インターネットを介してクラウドにデータを送り、そのフィードバックを受け取ろうとすると、距離が離れているために大きな遅延が生じてしますます。そうなると直ぐに結果を返さなければならない場合には、タイミングを逸し、支障が出る場合もあります。そこでモノの周辺に「エッジ・サーバー」を置いて分散処理をさせ、この問題を解決しようというわけです。また、個人やモノの認証に関わるデータや機密性の高いデータをインターネットに送らずにここで処理し、セキュリティ・リスクを軽減するためにも使われます。

このエッジ・コンピュータが連携し、低遅延・大規模な処理を行う仕組みを「フォグ(霧)コンピューティング」と呼びます。クラウド(雲)よりも地面に近いモノの周辺に設置されることから、このような名前がつけられました。

「クラウド・コンピューティング層」は、デバイス層やエッジ・コンピューティング層から送られてきたデータを分析し、アプリケーションを動かし、他のクラウド・アプリケーションとの連携機能を提供します。

IoTは、このような三層構造によって実装されるのが、一般的です。

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次期・ITソリューション塾・第40期(2022年5月18日 開講)の募集を始めました。

コロナ禍は、デジタルへの世間の関心を高め、ITへの投資気運も高まっています。しかし、その一方で、ITに求められる技術は、「作る技術」から「作らない技術」へと、急速にシフトしはじめています。

この変化に対処するには、単に知識やスキルをアップデートするだけでは困難です。ITに取り組む働き方、あるいは考え方といったカルチャーを変革しなくてはなりません。DXとは、そんなカルチャーの変革なしでは進みません。

ITソリューション塾は、ITのトレンドを体系的に分かりやすくお伝えすることに留まらず、そんなITに関わるカルチャーが、いまどのように変わろうとしているのか、そして、ビジネスとの関係が、どう変わるのか、それにどう向きあえばいいのかを、考えるきっかけになるはずです。

  • SI事業者/ITベンダー企業にお勤めの皆さん
  • ユーザー企業でIT活用やデジタル戦略に関わる皆さん
  • デジタルを武器に事業の改革や新規開発に取り組もうとされている皆さん
  • IT業界以外から、SI事業者/ITベンダー企業に転職された皆さん
  • デジタル人材/DX人材の育成に関わられる皆さん

そんな皆さんには、きっとお役に立つはずです。

詳しくはこちらをご覧下さい。

  • 日程 :初回2022年5月18日(水)~最終回7月27日(水) 毎週18:30~20:30
  • 回数 :全10回+特別補講
  • 定員 :120名
  • 会場 :オンライン(ライブと録画)
  • 料金 :¥90,000- (税込み¥99,000)
  • 全期間の参加費と資料・教材を含む
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