【図解】コレ1枚でわかる動的ポリシー
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「常に信頼できる状態を維持する」ための対策とは、次のようなことです。
- 全てのエンドポイント、使用者、通信、ネットワーク、ファイル、アプリケーションなどのリソースを監視する。
- 通信を行うごとに、あやしいかどうかを確認して信用度レベルを評価し、レベルの低い(怪しい)通信に対しては、リソースの使用を認可しない。
- アクセスごとに、評価して信用度レベルをダイナミック(動的に)変える。
このような仕組みを「動的ポリシー」と呼びます。「ポリシー」とは、「どこまでアクセスでき、何ができるか」の規則や基準のことです。利用者が、通信を行うごとに信用度レベルを評価して、ポリシーを動的に変えることで、アクセスを制御し、安全を守ろうというやり方です。
例えば、IDとパスワードが合致しても、そのユーザーが、「なりすまし」されていれば、本人だとは限りません。また、いつもとは違うデバイスや地域からアクセスしている、1時間前には東京からアクセスしていたのに、今度は、海外からとなれば、おかしいと考えるべきでしょう。
そこで、アクセスごとに、大丈夫かどうかを確認し、「おかしなこと」が疑われるようなら、信用度レベルを下げて追加の認証要素(多要素認証)を強制したり、パスワードの変更要求をしたりしてセキュリティの強度を引き上げます。
このように、アクセス要求の度に、信用度レベルに応じて、アクセスを動的に許可/拒否することで、次のようなことができるようになります。
- 新しい攻撃手法が登場しても、そのリスクを低減できる。
- 何らかの事故が発生しても、リソース単位で動的にアクセスを許可/拒否できるので、全社に影響が及ばず、事業継続が担保される(ファイヤーウォールを使う場合は、その配下の社内ネットワークにつながる全てのリソースの信頼が疑われるので、全社的な影響を受ける)。
- ファイヤーウォールを使わないので、社内外を問わず、どこからでも好きな端末で社内システムやクラウド・サービスなどを利用でき、多様なワークスタイルに対応できるようになる。
これらを全て自動で行うことで、利用者に意識させない、負担をかけないセキュリティ対策が実現します。
次期・ITソリューション塾・第39期(2022年2月9日 開講)の募集を始めました。
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ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー
【1月度のコンテンツを更新しました】
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DXの本質 というタイトルを公開しました
トレンドと歴史(全38ページ)の内容を改訂し復活させました
ITソリューション塾について
・教材を最新版(第38期)に改訂しました
・講義の動画を新しい内容に差し替えました
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【新規】デジタルな業務基盤と働き方 p.11
【新規】デジタル化とDXの違い p.29
【新規】人間とデジタル p.48
【新規】DXとは何か p.52
【新規】タレントマネージメント企業/事業 p.189
【改訂】共創とデジタル産業 p.191
【改訂】事業構造の転換 p.192
【新規】SI事業者/ITベンダーのDX戦略 p.193
【新規】DX戦略と求められる人材 p.194
【新規】ITベンダーのためのDXビジネス実践力チェック・リスト p.195
【改訂】DXを実装する3つのステップ p.216
【新規】DXの正しい進め方 p.217
【新規】UX価値を起点とする課題解決を目指す p.218
【新規】最近お気に入りのDXジョーク 1 p.221
【新規】最近お気に入りのDXジョーク 2 p.222
ビジネス戦略・その他
【新規】「失敗の本質」から学ぶ自己革新組織の原則 p.12
ITインフラとプラットフォーム
【新規】リスクとリスクマネジメントの考え方 p.112
【新規】サイバーセキュリティに関するリスク p.113
【新規】セキュリティ機能のないプラットフォーム利用 p.114
【新規】OSにもセキュリティ機能は組み込まれています p.115
【新規】攻撃ベースのセキュリティ対策の限界p.116
【新規】全てのやりとりを把握するための仕組み p.118
【新規】ポリシーを動的に構成する p.128
DXの本質を新規公開
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