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【図解】コレ1枚でわかるデータ取得のためのプロセス設計

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ステップ1:目的から仮説を導く

データの取得することは、目的ではなく、手段です。目的は、何らかの事業上の課題を解決することや、事業目的を達成することです。その目的を達成するために、「何を知りたいのか」を明確にすることから始めなくてはなりません。具体的には、次のプロセスを実行します。

  • 事業目的を明確にする
  • その目的を達成する上での事業課題を洗い出す
  • 事業課題を解消できるソリューション/事業の仮説を設定する

ステップ2:データ項目とモデルを設定する

仮説を設定したら、その仮説が正しいかどうかを検証するためのデータを集める方法を決めるとともに、その仮説が妥当であることを裏付けるための業務プロセスのモデルを決めなくてはなりません。具体的には、次のプロセスを実行します。

  • 仮説の有効性を検証するために必要なデータ項目を決定する
  • 必要なデータ項目が取得できる状況や条件を洗い出す
  • 仮説を裏付けるプロセス・モデルを考える

ステップ3:データの取得とフィードバック

仮説を検証するためのデータ項目を決めた後は、それを取得するための仕組みを実装しなければなりません。ただ、データを取得できても、それが正しくモデルを実証できているかどうかを検証し、必要に応じて修正を加えて行かなければ、実効性のあるものにはなりません。具体的には、次のプロセスを実行します。

  • 必要なデータ項目を含むデータとその取得方法を考える
  • ユースケースやペルソナを設定しデータ取得のストーリーを設計する
  • ソリューション/事業を開発・実践しフィード・バックを手に入れる

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー

【3月度のコンテンツを更新しました】
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・DXについてのプレゼンを充実しました
・新しい研修パッケージを追加しました
 >中小企業向け(地方商工会議所での講演にて仕様)DX研修パッケージ
 >最新ITトレンド研修(1日間)パッケージ
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研修パッケージ
・総集編 2021年3月版・最新の資料を反映
・一般事業者・中小企業向け(地方商工会議所での講演)DX研修 新規
・最新ITトレンド研修(1日間)/IT事業者向け 改訂
・DX基礎編 改訂
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ビジネス戦略編
【新規】ベンダーの目指すべき方向性 p.37
【改訂】DXと2つの未来に対応する方法 p.68
【新規】CXとEXを向上させるためのDX p.82
【新規】DXという魔法の杖はない p.159
【新規】DXの実践とは何をすることか p.160
【新規】テクノロジーを受け入れる前提条件 1 p.161
【新規】テクノロジーを受け入れる前提条件 2 p.162
【新規】DX実践の3ヶ条 p.163
【新規】DX人材とは p.164
【新規】デジタルの価値 p.165
【新規】中堅・中小企業のはじめの一歩 p.166
【新規】中堅・中小企業のは次の一手 p.167
【新規】DX実践のための3つのステップ p.168
【新規】ITの役割の変化 p.200
【新規】内製化×共創の必要性 p.201
【新規】After DX 受託開発ではできない 1 p.102
【新規】After DX 受託開発ではできない 2 p.103
サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
【新規】IoTとビジネス p.15
クラウド・コンピューティング編
【改訂】クラウドにおける責任の所在 p.153
下記につきましては、変更はありません。
・開発と運用編
・ITインフラとプラットフォーム編
・ITの歴史と最新のトレンド編
・テクノロジー・トピックス編
・サービス&アプリケーション・基本編
・サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
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