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Afterコロナは来ない!私たちは、Withコロナの時代を生きる

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Afterコロナなんて、来ないですよ。コロナ・ウイルスが、いなくなるわけじゃないし、われわれは、それと共存することになる。私はいま、まったく公共交通機関に乗らない、外に出るのは自宅のまわりがほとんど。遠くに行くにも自家用車です。これでできているし、むしろこれが当たり前になっている。これからも、いまのスタイルを大きく変えることはないでしょう。私たちは、そんな、Withコロナの時代を生きることになるのだと思います。」

昨夜開催したITソリューション塾・第33期の最終講義で、ゲスト講師としてご登壇頂いた及川卓也さんのコメントです。なるほどと思いました。もはや私たちの世界は変わってしまったのだと。

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これまでも毎年、インフルエンザが型を変えて繰り返し流行しています。そんな流行のサイクルの1つとして、COVID-19も入り込んでくるわけで、なくなるわけではないのです。もちろんインフルエンザと違って、いまはワクチンも治療薬もないのですが、12年の内にはなんとかなるでしょう。そうすると、もはや私たちは、Withコロナを生きることになるというのは、正しい世界の見方だと思いました。

コロナはもはや日常となるわけですが、その「日常」というのが、この度のコロナ・パンデミックによって、再定義されたわけです。たぶん、コロナは、肺に感染するよりも広範に、そして深く、私たちの脳、すなわち意識に感染し、私たちの体質を変えてしまったのかも知れません。

私たちは、新しい時代の常識に生きてゆかなくちゃいけない、これまでの正解が、これからの正解ではない。新しい常識=ニュー・ノーマルを受け入れなくてはいけないということなのです。

ITソリューション塾では、その時々のテクノロジーのトレンドとビジネス戦略をお伝えしています。その文脈は、Withコロナの時代でも大きくは変わらないと思っています。なぜなら、まさにトレンドは、このニュー・ノーマルの到来を予見したかのように変化し、発展してきたからです。例えば、数年前より提唱されているゼロ・トラスト・セキュリティは、Withコロナの時代では、当たり前になるテレワークやクラウド・シフトの前提となります。また、ビジネスのデジタル化も、もっと早く対応しておけば良かったと、いまさらながら後悔している人も少なくないはずです。トレンドは、時代の先を予見して、進化を続けているのです。

この塾でも、そんなことを何年も前からお伝えしているわけですが、それを実践し、あるいは、自分たちのビジネスに組み入れる人たちは、必ずしも多くはありませんでした。しかし、その空気感が、一気に変わることになりそうです。

もちろん、日常や価値観が大きく変わる以上、ビジネス戦略もまた見直さなくてはなりません。そんな変化に触発されてテクノロジーにも新たな発展があるでしょう。変化の基準、あるいは、軸が変わってしまったわけですから、整理し直す必要はありますが、これまでの大きな流れを正しく読み解けば、自ずと答えを見つけられるような気がしています。

物事の本質、あるいは、あるべき姿を見つめる機会も増えたように思います。

例えば、zoomのセキュリティ問題が、大騒ぎになったわけですが、zoomは、わずかな期間で、製品を作り直すほどの勢いで、徹底して改善を行っています。いまでは、他のオンライン会議システムと比べて、むしろぜい弱性は少なく、使い勝手もよくなっています。つまり、本質的に良いものは、あるいは筋のいいものは、一気に時代の変化に対応し、そして魅力を増していくのです。そして、その本質を見極める力を、私たちは問われることになるのです。

また、オフィスに行かなくなったことで、改めて、仕事の本質は何かを問われている人たちも多いのではないでしょうか。毎朝の"痛勤"と都心のオフィス、その日常に時間を費やすことが、仕事の一部だったわけです。しかし、それがなくなったいま、自分の役割や価値が丸裸にされて、それと向きあわなくてはならなくなりました。また、移動やオフィスといった外形的な仕事の枠組みがなくなり、自分でその枠組みを作り自分で管理しなければなりません。それに気付かされた方も多いのではないかと思います。

オンライン会議は、本当に疲れます。五感を総動員できず、言葉だけで相手に伝えなくてはなりません。あるいは理解しなければなりません。そのために徹底して考え、想像力を働かせ、工夫しなくてはならず、コミュニケーションの本質を追求しなければならないのです。おかげで、面と向かって打ち合わせをすることに比べて、コミュニケーションの効率が高まり、無駄な時間が減り、打ち合わせの時間は半減しました。そして、その分、頭を使うので、とても疲れるようになりました。

Withコロナは、そんな物事の本質と価値を問われる時代になるのでしょう。

そんな、ディスカッションで最終回・特別補講を楽しんだITソリューション塾・第33期も終了しました。120名の参加者には、それぞれに、いろいろなものを受けとめて頂いたのではないかと思っています。

ただ、それに満足をするのではなく、Withコロナの時代にどうすべきかを、学んだ知識や感覚を活かして、行動を起こしてもらえればと、願うばかりです。

34期も多くのご応募を頂き、定員も間近となりました。そこでは、そんなWithコロナの時代を見据えたトレンドの再整理と新たな視点を提供していこうと思っています。

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ITソリューション塾・第34期(5月15日開講)の募集を開始

第34期の概要

「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」を軸に、その本質と実践、これを支えるテクノロジーを分かりやすく、体系的に整理します。また、共創や新規事業開発、事業転換など、いま向きあうべき「これからのビジネス戦略」についても、解説させて頂きます。詳細なスケジュールは、下記よりダウンロード頂けます。

もはやセキャリティにファイヤー・ウォールもVPNもパスワードも不要な時代になりました。まもなく登場する5Gにより、ネットワーク構築に関わる物理的な作業は不要となります。クラウドがシステム構築の物理的な作業を置き換え、アプリケーションの開発は、サーバーレスが普及するでしょう。人手に頼っていた多くの仕事はAIに代替され、ITと人間の役割、ビジネスのあり方が大きく変わろうとしています。

こんな時代を背景に「デジタル・トランスフォーメーション」の潮流が押し寄せています。

本塾では、そんな「いま」と「これから」をわかりやすく解説し、この変化にどう向きあうかについて、共に考えてゆこうと思います

特別講師

この塾では、実践ノウハウについても学んで頂くために、現場の実践者である下記の特別講師をお招きしています。

  • アジャイル開発とDevOpsの実践
    • 戸田孝一郎 氏/戦略スタッフ・サービス 代表取締役
  • ゼロトラスト・ネットワーク・セキュリティとビジネス戦略
    • 河野省二  氏/日本マイクロソフト CSO
  • 日本のIT産業のマーケティングの現状と"近"未来
    • 庭山一郎 氏/シンフォニーマーケティング 代表取締役

お願い

参加のご意向がありましたらまずはメールでお知らせください参加者の確定や手続きに時間はかかるが、参加したいという場合は、ご意向だけでもまずはメールにてお知らせください。
直ぐに定員を超えると思われますので、その場合に備えて参加枠を確保させて頂きます。その際は、予定の参加人数も合わせてお知らせください。

実施要領

  • 日程 初回2020年5月13日(水)~最終回7月22日(水)
  • 毎週 18:30~20:30
  • 回数 全10回+特別補講
  • 定員 100名
  • 会場  東京・市ヶ谷、およびオンライン(ライブと録画)
  • 料金 90,000- (税込み 99,000)

「コレ1枚」シリーズの最新版 第2版から全面改訂

新しく、分かりやすく、かっこよく作り直しました

デジタル・トランスフォーメーション、ディープラーニング、モノのサービス化、MaaS、ブロックチェーン、量子コンピュータ、サーバーレス/FaaS、アジャイル開発とDevOps、マイクロサービス、コンテナなどなど 最新のキーワードをコレ1枚で解説

144ページのパワーポイントをロイヤリティフリーで差し上げます

デジタルってなぁに、何が変わるの、どうすればいいの?そんな問いにも簡潔な説明でお答えしています。

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー

【4月度のコンテンツを更新しました】
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・以下のプレゼンテーション・パッケージを新規公開致しました。
> 2020年度・新入社員のための最新ITトレンドとこれからのビジネス と事前課題
>デジタル・トランスフォーメーション 基本の「き」

・ITソリューション塾・第33期(現在開催中)のプレゼンテーションと講義動画を更新
>これからの開発と運用

新規プレゼンテーション・パッケージ ======
【新規】2020年度・新入社員のための最新ITトレンドとこれからのビジネス
【新規】上記研修の事前課題
【新規】デジタル・トランスフォーメーション 基本の「き」

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【改訂】総集編 2020年4月版・最新の資料を反映しました。
【改訂】ITソリューション塾・プレゼンテーションと講義動画
>これからの開発と運用

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ビジネス戦略編
【改訂】DXとPurpose p.21
【改訂】Purpose:不確実な社会でもぶれることのない価値の根源 p.22
【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは何か p.29
【新規】「何を?」変革するのか p.30
【新規】「"デジタル"を駆使する」とは、何をすることか p.31
【新規】「共創」とは、何をすることか p.32
【新規】NTTとトヨタ 「スマートシティプラットフォーム」を共同構築 p.62
【新規】「両利きの経営」とDX戦略(1) P.82
【新規】「両利きの経営」とDX戦略(2) P.83
【新規】学ぶべき領域 p.272

ITインフラとプラットフォーム編
【新規】サイバー・セキュリティ対策とは p.132
【新規】サイバー・セキュリティ対策の目的 p.133
【新規】サイバーセキュリティ対策の構造 p.134

サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
【新規】機械学習の仕組み p.61
【新規】モデルとは何か p.62
【新規】人工知能と機械学習の関係 p.93

下記につきましては、変更はありません。
 開発と運用編
 サービス&アプリケーション・基本編
 ITの歴史と最新のトレンド編
 テクノロジー・トピックス編
 クラウド・コンピューティング編
 サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT

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