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11日間のリゾート・ワークを試してみた

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最近週末は、八ヶ岳の南麓で過ごしている。都会の喧騒はなく、空気はドライで、鳥や木々の自然な音に満たされている。山稜を走り、料理を楽しみ、本に浸る。そして、文章を書きプレゼンテーションを作るといった仕事をこなす。

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最高だ!・・・そのはずだった。そんな理想を求めて、八ヶ岳に山荘を建てたのだが、これがなかなか思い描いたようにはゆかない。

まず、薪割りである。これは相当の肉体労働で、それだけで疲れ切ってしまう。冬に備えていまやっておかなくてはいけない。そして、雑草取り。中腰で根っ子から引き抜かなくてはいけない。一時間もやるだけで腰が痛くなり疲労困憊。ランニングも気持ちがいいので、つい走りすぎて疲れてしまう。そして、仕事をしようと机に向かい、あるいは本を読もうとソファーに腰掛けると気持ちのいい風が睡魔を誘う。家族のための料理もなかなか大変だ。毎回新しい料理にチャレンジすべく何冊もの料理本を買い込んで研究し、手間をかけて仕込みをする。せっかくの山荘だ。「不便を楽しむ」心がけなくして、いった何を楽しむのか。おかげで、これもまたヘトヘトになる。時にはご近所さんとのお付き合いもあり、これにも時間がとられてしまう。

まったく仕事が進まない、本が読めない。そんな現実をなんとかしようと、今回は、8月10日から20日までの11日間、山荘で「理想の時間」にチャレンジした。

幸いにも連日の雨。外で何もできない。本を読むにはありがたい。仕事も捗る。たまの晴れ間に外に出て草むしり。そして、軽いランニング。走りすぎるから疲れるので、散歩に毛が生えた程度でいい。そして、気が向いたら近くの山に登る。往復1時間程度ならちょうどいい。そして、料理も「しっかり」と「手抜き」のメリハリがつけられるようになり、わりと楽になった。この11日間で、そんな自分のリズムを見つける糸口はつかめたようだ。

講義や講演などは、これは都会にいなければできないが、資料作りに集中するなら山荘でも十分だ。打ち合わせも電話やオンラインですますことができる。それ以前に、メールでの丁寧なやり取りさえ怠らなければそれさえも省くことができる。如何にして、その場に合わせた生活の仕方、働き方をするかということだろう。その工夫はいろいろとできそうだ。

実際のところ、こんなに長期に滞在できたのは、お客様のお盆休みのお掛けだ。講義や講演が毎日のように入っている日常では、こんな生活は望めない。しかし、スケジュールを工夫することで、そんな生活に少しでも近づくことができたらと思っている。

この山荘は東京からは中央高速を使って2時間弱で行ける距離にもあり、都内との行き来に負担を感じることはない。できれば、オフィスをいまの吉祥寺からこの山荘に移してしまいたいとも思っている。ただ、まだその準備はできていないようだ。

なにしろ、いまは講義や講演が仕事の中心である。また、打ち合わせもオンラインは無理というお客様も少なくない。いまは人的ネットワークを拡げなくてはいけない時期であるとも考えている。そのためのコミュニティや勉強会、会食も大切にしている。その利便性を考えれば、街中にオフィスがあった方がいい。

しかし、もはや100年寿命の時代である。そんな目線で、自分のワークスタイルやライフスタイルを考えなくてはいけない。そのためにも、この山荘でのリモート・ワークは、自分のリズムの中に組み入れたいところだ。

ところで、八ヶ岳の南麓に山荘を構えたのは、リゾート・ワークのためだけではない。やがて首都圏を襲うであろう大災害に備え、水と食料が地域で調達でき、東京にも近いこの地に生活の拠点を確保しておきたいと考えたからだ。いざとなれば、ここを拠点に生き延びられるだろうし、支援活動にも関われるだろう。

いずれにしろ、まだまだリズムができていない。しばらくは、いろいろと試してみようと思っている。この11日間のリゾート・ワークは、そんな試行錯誤の時間にもなった。

大阪開催決定!新入社員のための最新ITトレンド・1日研修

「お客様の話しに、ついてゆけません。言葉が分からないんです。」

こんな話をする新入社員は少なくありません。もちろん経験のない彼らが仕事をうまくこなせないのは当然のことです。しかし、「言葉が分からない」というのは別の問題です。

IoT、AI、クラウドなどのキーワードは、ビジネスの現場では当たり前に飛び交っています。しかし、新入社員研修ではITの基礎やプログラミングは教えても、このような最新ITトレンドについて教えることなく現場に送り出されてしまいます。そのため、お客様が何を話しているのか分からないままに、曖昧な応対しかできず、自信を無くしてしまう、外に出るのが怖いなどの不安をいだいている新入社員も少なくないようです。

そんな彼らに、ITの最新トレンドを教え、ITがもたらす未来への期待、そこに関わることへの誇りを持てるようにと企画しました。

参加費が1万円なら、懐の寂しくても自腹で参加できるはずです。また、既に新入社員研修の予算を使い切った企業でも、何とかやりくりして頂けるのではないでしょうか。そんな想いで、この金額にしてみました。また、100ページを超えるテキストは、パワーポイントのままでロイヤリティフリーで提供させて頂きます。

*大阪での開催のご希望が多数寄せられたこともあり、大阪でも開催させて頂くこととなりました。

実施内容

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    • 【東京・第1回】8月28日(月)10:00〜17:00 *定員となり締め切りました*
    • 【東京・第2回】9月04日(月)10:00〜17:00
    • 【大阪】 9月07日(木)10:00〜17:00
      • *昼休み1時間、休憩随時
  • 東京会場:株式会社アシスト・本社1階セミナールーム/市ヶ谷
  • 大阪会場:株式会社アシスト・大阪セミナールーム/グランフロントタワーA
  • 定員:50名/回
  • 費用:1万円(税込10,800円)
    • 新入社員以外(例えば、他業界からIT業界に転職された方や人材開発・研修担当の方)で参加されたい場合は、3万8千円(税込 41,040円)でご参加いただけます。
  • 内容:
    • ITビジネスの歴史と最新トレンド
    • クラウド・コンピューティング
    • ITインフラと仮想化
    • サイバーセキュリティ
    • IoT
    • AIとロボット
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    • これからのITとITビジネス

詳しくはこちらをご覧下さい。

【図解】コレ一枚でわかる最新ITトレンド 増強改訂版

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最新版(7月度)をリリースしました!

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA

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最新版【8月版】を更改しました!
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大きな変更はありませんが講演資料を2本追加しました
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ビジネス戦略編 116ページ
【新規】デジタル・トランスフォーメーションの実際 p.8

サービス&アプリケーション・先進技術編/人工知能とロボット 127ページ 
【更新】コレ1枚でわかる人工知能とロボット p.10
【更新】人工知能の3つの役割と人間の進化 p.11
【新規】自動化と自律化の領域 p.15
【新規】人工知能が奪っていくのは、労働ではなく定年かもしれない p.93

サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT  105ページ
【新規】Wi-SUN p.56

サービス&アプリケーション・開発・運用編 70ページ
【更新】ウォーターフォール開発とアジャイル開発(2) p.17

サービス&アプリケーション・基本編  52ページ
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クラウド・コンピューティング編 119ページ
【新規】クラウド・コンピューティング 3つの誤解 p.24〜28
  誤解1:調達の手段が変わるだけ?
  誤解2:ガバナンスが効かない?
  誤解3:コストは下がらない?
【新規】クラウドの見積り方(1) 訂正版 p.85

インフラ&プラットフォーム編 228ページ
【最新】セキュリティ対策対象の変化 p.112

トピックス編 60ページ
変更はありません

ITの歴史と最新トレンド編 15ページ
変更はありません

【講演資料】まだ自前でシステムを持ち続けるのですか? クラウドにまつわる3つの誤解と新しい常識
 ITベンダー・クラウド利用促進イベントでの講演資料
 実施日: 2017年7月06日
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