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【図解】コレ1枚でわかる道具の発達と社会の発展

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人間はこれまで、「道具」を駆使して、様々な肉体的な労力を減らしてきました。例えば、人間が鋤や鍬を振りおろすことを家畜にやらせることで労力を減らし、つぎに耕運機やトラクターといった機械に置き換えてきました。さらには、それらの機械にIoTや人工知能の機能を搭載して、季節や気象、生育状況に基づく判断といった知的な労力までも「道具」に任せようとしています。

なぜ、人間は、このようにして「道具」に任せる範囲を拡げてきたのでしょうか。

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「それは、労力を減らしたいためだけではなく、新たな生産活動、端的に言えばより創造的な活動のための余暇をつくるためだ。」

中西崇文氏の著書「シンギュラリティは怖くない」の一節にこのように書かれています。

彼は、この本の中で様々な作業が機械に置き換えられることで、人間は作業そのものを意識しなくてもよくなること、さらには人工知能の進化により肉体的な労力ばかりでなく、知的な作業さえも意識しなくてもよい範囲が拡がろうとしていることを指摘し、そのことが新たな社会の発展を促すとしています。

「その究極の目的は、創造のための余暇をつくり、社会がより多様な思考や創造を生み出せるようにするためだ。」

人工知能の進化は「労働力を奪う」、「やがては人類を支配する」などのネガティブな側面にフォーカスした議論は少なくありません。しかし、これまで人間が道具や機械と関わってきた歴史を振り返れば、人工知能もまたその延長線上に連なっていると読み取ることもできます。

ただ、やはりかつての歴史がそうであったように、人間と機械との役割分担が変わってきたこともまた歴史的事実です。人工知能の進化はやはり同様のことを人間に求めてくることも受け入れなくてはなりません。

これまで違うことは、その変化が急速であると言うことかもしれません。かつて、肉体的労力を機械に置き換えた産業革命は、100年以上の余裕がありましたが、人工知能による知的作業の代替は遥かに短い期間で進んでゆくでしょう。この新しい問題に人間は対処しなければならなりません。

それでも人間の無意識化の志向は本能に埋め込まれたものであり、仕方のないことです。むしろ積極的にこの進化に向き合うことで、あらたな可能性を模索してゆくことが賢明なのかもしれません。

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