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コミュニティが活性化している状態って?

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つい先日まで、このブログで「暑い暑い」を連発していたかと思ったら、最近は連日の雨ですね。各地に大きな被害をもたらしている長雨、もうそろそろやんで欲しいところです。じめっとしていてもいいから、夏の太陽を拝みたい。

特化型SNSの導入を検討している企業の担当者の方が良く口にする言葉があります。「会員数はともかく、コミュニティを活性化させたいんですよね」。ミクシィのような一般型SNSであれば、成功の判断基準は会員数意外にないわけですが、特化型SNSの場合、成功の判断基準は会員数だけとは限りません。会員数は少なくても、コミュニティが活性化していれば成功と呼んでいいのです。

「じゃあ、コミュニティが活性化している状態って、どんな状態を言うの?」。この疑問が、今週末ずっと頭から離れませんでした。そこで、私なりに一度ちゃんと考えてみることに。。。

一般的には、もし100人のユーザーがいるコミュニテイがあったと仮定すると、100人のユーザーのほとんどが毎日のように何か新しいテーマを出し合い、そのテーマについて議論している状態のことだと思われているようです。

たとえば、実際にSNSの導入を検討している企業の担当者の方と話をしていると、コミュニテイが活性化している状態のことを、企業側は次のように考えているということを感じます。

① 全員参加にこだわる
メンバー全員が参加することが、コミュニティ活性化のためには必要だと信じている傾向が強いようです。
② 活発な議論にこだわる
そして、毎日活発な議論が繰り広げられることに対する期待感が高いようです。

ところが、私の考えはちょっと違います。コミュニティが活性化していることと、全員が参加し活発な議論を繰り広げることとは、必ずしも関係がないように思います。というよりも、その二つが揃っている状態は、コミュニティから見れば理想的であることは間違いないのですが、実際は実現することが難しい。現実的でないのです。

私が考えるコミュニティが活性化している状態とは、次のような状態を言います。参加率は全員でなくても構いません。100人のコミュニティであれば、積極的に発言するメンバーは20人もいれば十分です。テーマについても、毎日活発な議論が繰り広げられる必要はないと考えています。むしろ、一つのテーマについて、時間をかけて深い部分まで議論されることの方が重要だと考えています。

コミュニテイが活性化の判断基準は、「量」ではなく「質」。SNSが従来までのコミュニティと明らかに違うう部分です。そのコミュニティが本当に話し合いたいテーマについて、きちんと話し合えているか。それがコミュニティ活性化の本当の判断基準ではないでしょうか。

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■ ボブ・ディラン: 『追憶のハイウェイ61』

京都に家出した時、どうしても手放すことができなくてリュックサックに詰め込んだ20枚のLPレコード。これは、その内の貴重な1枚です。田舎の高校2年生にボブ・ディランは、「安定した生活に身を置いてしまうと、人間は駄目になってしまうんだ」と語りかけているような気が。。。

あの時ボブ・ディランが教えてくれたことが、少なからず今の私にも影響を与えていることは間違いがありません。7回転職しても、今のところ転がらずにすんでいるからいいようなものの。

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